2012年10月27日土曜日

三浦が三垣を1回KO 岩佐は判定勝ち


 WBA世界S・フェザー級タイトルマッチの前座で行われたライト級10回戦は、元日本S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)が元日本&東洋太平洋ライト級王者の三垣龍次(M・T)を1回1分37秒TKOで下し、注目の強打者対決を制した。


 三垣は軽快な動きから右ボディショットを決めて好スタートを切ったかに思われたが、1分すぎに三浦の狙い済ました左ストレートがドンピシャで炸裂。ダウンした三垣は何とか立ち上がったがダメージは大きく、三浦がラッシュを仕掛けたところでレフェリーが試合を止めた。

 セミの119P契約10回戦は日本王者の岩佐亮佑(セレス)が世界挑戦2度のデビッド・デラモラ(メキシコ)に判定勝ちした。ジャッジは3者とも100-90。


 岩佐は初回からリーチとスピードでデラモラを凌駕。随所でカウンターを決め、何度かデラモラをコーナーに追い込んで連打を見舞った。しかしデラモラも柔らかいディフェンスと粘り強い攻撃で最後まで戦い抜き、試合は判定決着となった。

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