WBC世界ミドル級チャンピオン、セルヒオ“マラビージャ”マルティネスが自身の半生を書き綴った本を上梓した。タイトルは「コラソン・デ・レイ」(ハート・オブ・キング)。320ページの長編で、貧しい家庭に生まれ、ボクシングで大成したサクセスストーリーが綴られている。エンディングは9月フリオ・セサール・チャベスJrを下した試合。
通常の伝記ものと異なり、マルティネス自身の目標、マネー、名声、成功に関する見解や最近のボクシング界の分析も記されている。そこでは「フロイド・メイウェザーが全クラスを通じてのベストボクサー。来年、彼と戦う夢を実現したい」と語る。
学校は中学中退のマルティネスだが「ほとんどの部分を私が書いた。タイトルは私が決めたものではないけど、気に入っている」とのこと。アルゼンチンの著名記者カルロス・イルスタ氏が主宰する「リングサイド・マガジン」で毎月コラムを執筆しているため、文筆業はお手の物だったようだ。
出版発表のためアルゼンチンに帰国したマルティネスはパパラッチに遭遇。「新恋人か?」の記事がゴシップ誌に載っている。
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