2012年10月19日金曜日

大みそかトリプル世界戦に内山、佐藤洋、赤穂、河野



左から赤穂、河野、内山、佐藤

 テレビ東京が12月31日、大田区総合体育館で行われる3大世界戦を放映することが決まり、19日に発表された(写真)。メインはWBA世界S・フェザー級チャンピオン内山高志(ワタナベ)の6度目の防衛戦で、相手は1位の暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)。セミはWBC世界S・フライ級チャンピオン佐藤洋太(協栄)と東洋太平洋チャンピオン赤穂亮(横浜光)による日本人対決(写真下)。WBA14位の河野洋平(ワタナベ)はWBA王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)にチャレンジする。

 7月のV5戦を不本意な負傷ドローで防衛した内山は「傷はほぼ完治してスパーもしている。いつも通りKOは狙わないが、終わったらやっぱり内山は強かったと言われるような試合がしたい」と抱負を語った。
 2度目の防衛戦となる佐藤は「赤穂くんは失礼ですけど顔が怖い(苦笑)。でも彼が相手なら本物の試合が見せられると思う」。対する赤穂は「顔が怖いのはよく言われること。一度もダウンをしたことがないチャンピオンからダウンを奪って勝ちたい」と語った。これが3度目の世界戦となる河野は「ボクシング人生のすべてをかけて勝ちにいく」と背水の陣を誓っていた。

 テレビ東京の大みそか放映は2年連続。昨年の視聴率は平均4・2%で、紅白歌合戦の裏番組としては同局の歴代2位を記録した。今年はトリプル世界戦で2ケタを目指すという。

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