2012年10月22日月曜日

“プラタノ”ディアス公開練習 10.27粟生の挑戦者




 WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ(27日・東京国際フォーラム)で王者粟生隆寛(帝拳)に挑戦する同級4位ガマリエル・ディアス(メキシコ)が22日、練習を公開した。
 シャドー、ミット打ち、バッグ打ちなどを披露したディアス。「私は手数の多い選手」と自負したとおり、決して速くはないものの次から次へと多彩なブローを繰り出した。ボディーワークは体の軸がしっかりとしたところをうかがわせ、相手にとってやりづらそう。「このチャンスは逃さない」と3度目の世界挑戦に自信をのぞかせた。
 猫背の姿勢などからバナナを意味する“プラタノ”と呼ばれる31歳の技巧派。威圧感はない代わりに、粘っこいスタイルの難敵だ。

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