2012年9月14日金曜日

パッキアオ-マルケス第4戦 12.8ラスベガス


 6階級制覇マニー・パッキアオ(比)のリング登場が内定した。注目の相手はフアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)。4度目の顔合わせは12月8日、ラスベガスのMGMグランドで挙行される運びとなった。
 ボブ・アラム・プロモーター(トップランク)がマルティネス-チャベス戦の最終記者会見のあと明らかにしたもので、今週行われたパッキアオと代理人のマイケル・コンシュ氏との会談で、決定に至ったとのこと。アラム氏も「会場はMGM。(12月)8日、ラスベガスで間違いなし」と太鼓判を押す。
 両者はこれまで3度対戦し、パッキアオの2勝1分。だが、いずれも論議を巻き起こす判定で、とくに昨年11月の第3戦はマルケスの勝利を支持する声が多かった。
 ティモシー・ブラッドリーとのダイレクトリマッチではなく、マルケスとの第4戦を選択したことに関して、コンシュ代理人は米国メディアにこう語っている。「まずファンにベストなエンターテイメントを供給できるのはマルケスだということ。その点ブラッドリーでは役不足。もう一つは前回のマルケス戦で我々が失ったメキシカンファンを取り戻す必要があるから」
 現在無冠のパッキアオに対し、マルケスはWBO世界J・ウェルター級王者。現時点で何かのタイトルがかけられるのか、ウェイトの上限に関しては未定。ちなみに同代理人は第1候補はミゲール・コットだったことを強調している。

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