2012年8月24日金曜日

ペルーのラッセルが暫定V1 WBA「0.5点制」採用



 南米ペルーで男子世界チャンピオン第1号となったアルベルト・ラッセル(WBA・L・フライ級暫定王者)が18日夜(現地時間)同国カヤオで初防衛戦。挑戦者14位カルルイス・ディアス(コロンビア)に3-0判定勝ちを収めた。
 12ラウンドを通じてコロンビア人がダイナミックな攻撃を敢行したが、スピードと反射神経で上回った“チキータ”ラッセルがペースを掌握。ディアスが3連打を見舞った3ラウンドをのぞき、全般的に試合を支配した。
 オフィシャルスコアは117.5-111.5が2者に117.5-113.5でラッセルの勝利。これはアルゼンチンなど一部の国で実行されている「ハーフポイント制」が採用されたもので、従来の10-9よりも接近した10-9.5がつけられる。WBAヒルベルト・メンドサ会長は「論議を呼ぶ判定が減少する」と提唱。ジャカルタで開催される今年のWBA年次総会の議題にかけられるという。
 

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