2012年8月13日月曜日

アバロス、ビセンテに判定勝ち

 ペレス−ママドノフ戦と同じリングで行われたS・バンタム級ランカー対決、WBA10位ジェニフェル・ビセンテ(ドミニカ共和国)-クリス・アバロス(米、IBF15位)の10回戦は、ダウンを奪ったアバロスが3-0判定勝ちを収めた。
 2敗はいずれも2-1判定で接戦だったものの、伸び悩みホープの観があるアバロスに対し、無敗のビセンテは米国初ファイト。単発ながらヒットを奪うアバロスに、3回あたりからビセンテの右が当たり出す。4回、ダメージを与えたドミニカンが5回攻勢をかけたところへアバロスの左が襲撃。脚を跳ね上げてビセンテが倒れる。このダウンでペースを引き寄せたアバロスが、最後まで右を強振してスリルを提供したビセンテを振り切った。オフィシャルスコアは3ジャッジ一致の97-92でアバロスの勝ち。アバロスは20勝15KO2敗。ビセンテは23勝15KO1敗2分1NC。
 同じリングではゲイリー・ショウ・プロモーションが"リトル・パッキアオ"で売出したグレン・ポラス(比)がS・バンタム級8回戦でホセ・シルベイラ(メキシコ)に3-0判定勝利。(三浦勝夫)

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