2012年7月23日月曜日

二世対決、パエスがチャベスを返り討ち

バスケス−ラシエルバ戦と同じ21日ティファナで行われた二世ボクサー対決、ホルへ・パエスJr−オマール・チャベス(ともにメキシコ)の再戦は、パエスが3-0判定勝ちを飾り、昨年12月の初戦に続き連勝した。
両者の父がリングサイドで観戦する中、パエスが断続的に左右連打を浴びせ、チャベスにロープを背負わせる展開で推移。パエスの打ち終わりを狙うチャベスだが、単発になり、動きの量で勝る相手にダメージを与えることができない。時折、父譲りのトリッキーな仕種も披露するパエスが余裕の試合運びを見せて終了。公式スコアは3ジャッジとも96-94でパエス。内容はもっと点差が開いてもおかしくなかった。
WBOウェルター級7位にランクされるパエスJrは32勝19KO4敗1分。この勝利で空位のWBC・S・ウェルター級シルバー・インターナショナル王座を獲得した。2敗目を喫したチャベスは28勝21KO2敗。(三浦勝夫)

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