WBC(世界ボクシング評議会)のスーパー・フライ級タイトルマッチは27日、後楽園ホールで行われ、挑戦者佐藤洋太(協栄)がチャンピオンのスリヤン・ソールンビサイ(タイ)を3-0の判定で破って新チャンピオンになった。協栄ジムが輩出した世界チャンピオンは、ロシア人2名を含めてちょうど10人目。ダントツを保っている。
手ごわいチャンピオンを相手に世界タイトル初挑戦の佐藤が、3ラウンドに2度ダウンを奪って、勝勢を築いた。しかしスリヤンもタイトル防衛に執念を燃やし、4ラウンド以降、激しい攻防が展開されたが、佐藤が精神的優位を保って判定をものにした。「今の気持ちは最高です。これからもっともっと魅せるボクシングをやりたい」と佐藤はプロ根性をストレートに示した。
東日本大震災で被害の大きかった岩手県出身では八重樫東(大橋)に次ぐ現役2人目の世界チャンピオン。
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