2012年3月20日火曜日

瀬藤、白石が勝利 19日の結果

19日、後楽園ホールのメインはフェザー級8回戦。日本S・バンタム級7位の瀬藤幹人(協栄)が元全日本新人王・中村幸裕(P渡久地)に2-1判定勝ちを収めた。
 試合はファイター型の中村を瀬藤がさばく展開。ボビングして打ちかかる中村だが、瀬藤はおなじみのノーガードの変則スタイルから左を突きさし、右を打ち込む。終盤は粘り強い中村のインファイトに付き合わされたものの、明白な勝ちと見えた。スコアは77-76、78-75と2者が瀬藤を支持し、残るひとりは意外にも76-77とした。
「早く日本タイトルを取り戻したい」と、元暫定王者は再浮上を誓っていた。瀬藤の戦績は32勝16KO9敗2分。
 セミは日本S・フライ級5位白石豊土(協栄)と杉田純一郎(ヨネクラ)の再戦。白石がフェイントを使いながら左フック、アッパーと多彩に攻め込み、杉田に苦闘を強いた。杉田は体の動きが鈍い印象がしたが、白石が余裕のあるペースで8ラウンズを乗り切り、78-74、79-74、80-73のスコアで勝利。前回(7回終了TKO勝ち)に続き、白石が杉田を返り討ちに遭わせた。22勝10KO6敗1分。

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