2012年1月21日土曜日

リゴンドウ、ラモスを痛烈KO!


 プロキャリア9戦目のリゴンドウがWBA世界S・バンタム級王座を統一。西岡利晃のライバル王者に君臨した。20日(現地時間)ラスベガスのパームズ・カジノ&リゾートで行われた正規チャンピオン、リコ・ラモス(米)-暫定王者ギエルモ・リゴンドウ(キューバ)の一戦は、リゴンドウが6ラウンドKO勝ちを飾った。=PHOTO/SUMIO YAMADA=
 初回終了間際、左でダメージを与えたリゴンドウが左連打を浴びせると、ラモスはロープ際にダウン。早い結末も予感させた。しかしキューバ人はここから待機戦法にスイッチ。初回の劣勢でラモスも仕掛けられず、膠着状態に。それでも5回には正規王者が前がかりに転じ、6回へ。リング中央の攻防でラモスは頭を押さえ、クレームをつける仕種。やや戦意喪失となったところへリゴンドウは渾身のラッシュを敢行。顔面へ左2発、同じく左をボディーに叩きこむと、ラモスはコーナー付近に悶絶。コルテス主審はテンカウントを数えた。KOタイムは1分29秒。
 ラモスは下田昭文(帝拳)から奪ったベルトの初防衛に失敗。リゴンドウは9勝7KO無敗。(三浦勝夫)

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