30日後楽園ホールで行なわれたWBB女子ダブル世界戦は、L・フライ級富樫直美(ワタナベ)、アトム級小関桃(青木)の両チャンピオンが判定勝ちで7度目の防衛を果たした。
元WBA王者孫チョーロン(韓国)を迎えた富樫は、ワイルドなフックで迫る挑戦者をコントロール。ロングレンジでジャブから右ストレート、アッパーをヒットし、接近戦でもボディーブローを打ち込み、99−91(2人)、100—91と圧倒した。
伊藤まみ(新宿イマオカ)との日本人対決となったアトム級小関は、ハイテンポな戦いを展開。動いて右ストレートを繰り出す伊藤を左ストレートでじっくり追いながらポイントをリード。スコアで不利となった伊藤が攻撃的になった9回左をクリーンヒットしてダメ押しのダウンを奪った。健闘の伊藤はめげずに攻めたが、最終10回バッティングで小関が眉間を負傷して試合は終了。98—92.98−91.99−91で王者の手が挙がった。負傷判定タイムは10回53秒。小関の傷は長さ5センチに及び10針以上縫ったという。
同じく行なわれOPBF女子L・フライ級戦は、柴田直子(ワールドS)が小田美佳(宮田)を97−93(2人)、97−94と下して初防衛。
0 件のコメント:
コメントを投稿