2011年10月14日金曜日
長瀬初防衛ならず 和宇慶大差判定で新王者 日本S・ライト級戦
日本スーパー・ライト級タイトルマッチ10回戦は14日、後楽園ホールで行われ、チャンピオンの長瀬慎弥(フラッシュ赤羽)が挑戦者日本同級1位和宇慶勇二(ワタナベ)に3-0判定で敗れ初防衛は成らなかった。サウスポーの和宇慶(わうけ)は初回リードブローの右フックでダウンを奪って勢いづき、多少の反撃は許したものの、大差の判定でベルトをものにした。スコアは99-93(福地)、98-93(安部)、99-92(浦谷)。
和宇慶(30)はこれが2度目の日本タイトル挑戦だったが「ボクシングを始めた時からチャンピオンになると決めていたのでとても嬉しい。トレーナーの教えに従って冷静に戦うことができたのが大きかったと思います」とスタッフに感謝していた。15勝7KO3敗1分。無冠となった長瀬(29)は19勝9KO4敗2分。
セミの10回戦では、長瀬の同僚で東洋太平洋S・ミドル級チャンピオンの清田佑三(フラッシュ赤羽)が無冠戦に登場。インドネシアのラフマン・アンボダルに強打を爆発させ、2回3度のダウンを奪ってKO勝ちしている。
写真上は初回に長瀬からダウンを奪う宇和慶、同じく下はインドネシア人を3度倒した清田
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