16日、岐阜県・岐阜商工会議所にて行われた第35回 岐阜ボクシング・カーニバル(岐阜ヨコゼキジム主催)のメインイベント、S・ライト級8回戦は、地元のホープ 安達寿彦(岐阜ヨコゼキ)が東洋太平洋同級9位のラマダン・ウェリュー(インドネシア)に2回2分50秒TKO勝ち。昨年5月の再起から4連勝を飾った。
大きな左右スイングを振るい、やる気を見せていたラマダンだが、2回、安達の左ボディが効果的にヒットすると失速。最後は青コーナー際へと追い込んだ安達の左フックが炸裂し、ダウンを奪うとレフェリーはそのまま試合を止めた。
59.5kg契約で行われたセミファイナル8回戦では、ここまで7戦全勝(5KO)、無敗の新鋭 宇佐美太志(岐阜ヨコゼキ)が、日本フェザー級4位の脇本雅行(高砂)を迎えてのチャレンジマッチに臨んだ。体格で上回る宇佐美は正面からビックパンチを振るって前に出るが、しかしサウスポーの脇本は位置を変えながら、バリエーション豊富な右で宇佐美を捌く。地元の宇佐美の攻勢に会場は湧いたが、脇本の的確性と巧さが目立つ。しかし採点は77-76(宇佐美)、77-76(脇本)、76-76の三者三様の引き分けだった。 <SA>
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