2011年10月4日火曜日

五輪切符まであと1勝――井上、村田勝つ アマ世界選手権大会8日目

 バクー市で開催中の2011AIBA世界選手権大会は3日競技8日目に入り、L・フライ級井上尚弥(相模原青陵高)と、ミドル級村田諒太(東洋大職員)の2人が勝ちベスト16に進出。いよいよ五輪出場権獲得まであと1勝となった。
 井上はこの日AIBA世界ランキング5位にランクされるH・ダニエラン(アルメニア)と対戦、積極的に攻めて2回1分20秒RSC勝ちの殊勲を挙げた。また村田もサタープール(イラン)に22-11でポイント勝ちした。井上の次の対戦者Y・ベイティア・ソト(キューバ)とは昨年世界ユース選手権で対戦し完敗した相手。この大きな難関をどうクリアするか。村田はS・ヘルテル(ドイツ)と対戦する。
 この日バンタム級の清水聡(自衛隊体育学校)はJ・パリネッロ(イタリア)に22-13でポイント負けし、ベスト16に残れず。3回は6-6と肉薄したが、それまでの失点を挽回できなかった。

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