2011年9月23日金曜日

藤岡圧巻!KO防衛V1‏


女子世界トリプル戦で初防衛のリングに上がったWBC・M・フライ級チャンピオン藤岡奈穂子(竹原&畑山)は、指名挑戦者カニタ・ゴーキャットジム(タイ)を圧倒し、9回37秒レフェリーストップのTKOに下した。カニタには東洋王座の決定戦で苦闘を強いられたが、藤岡は戦前から「自分の成長に興味がある」と語り、その言葉を証明するかのようにトップコンテンダーを一蹴。ナジーム・ハメドにヒントを得たというトリッキーな動きからビッグパンチを連発。単発の強打を決めたかと思うと息もつかせぬ集中打とワンサイドゲーム。カニタはタフネスを頼みに最後まで追いすがったがダメージを重ねるだけだった。8回までのスコアは80-71.80-70.80-72。巧さからハデさへの変貌は小沢幸治トレーナーは「見て面白い試合で女子ボクシングを盛り上げたかった。自分への挑戦です」。初防衛にして貫禄十分の女王は「(女子サッカーの)なでしこのように取り上げられたい」と意欲を示している。

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