2011年8月14日日曜日

ジョー山中さんの告別式 内藤会長も参列

 著名な歌手・俳優で元協栄ジムのプロボクサーでもあった故・ジョー山中さんの告別式が12日、東京品川のキリスト協会で営まれ、歌手仲間やボクシング関係者ら多数が参列した。
 歌手の内田裕也さん、ミッキー・カーチスさんらと、友人を代表して山中さんの棺を担いだのは、内藤純一・E&Jカシアスジム会長(62)だった。日本人の母と米軍人の父との間に生まれ、ボクシングで王者を目指したという同じ境遇に育ったことから2人は早くから親交があり、家族ぐるみのつきあいをしていたという。
 内藤会長は「カシアス内藤」のリング名で東洋ミドル級チャンピオンになったが、「城あきら」がリング名だった山中さんは減量苦に堪えられず2勝1敗の戦績を残して脱落。しかし歌の世界でボクシング以上の才能を発揮し、出演した映画「人間の証明」は、自ら歌った主題歌とともに大ヒットした。
 内藤会長は「子供好きで、とても優しかった」と山中さんを語る。晩年の山中さんは歌手のかたわら、恵まれない子のためにボランティア活動も続けていた。

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