OPBF(東洋太平洋)と日本のスーパー・ウェルター級タイトルを併せ持つチャーリー太田(八王子中屋)の防衛戦と日本ミドル級タイトルマッチのダブルイベントが8日、後楽園ホールで行われた。太田は前王者柴田明雄(八王子中屋)との再戦を6回1分53秒TKO で退け、OPBFは5度、日本タイトルは4度の防衛を果たした。同時に行われた日本ミドル級戦はチャーリーの同僚でチャンピオンの淵上誠(八王子中屋)が挑戦者の細川貴之(六島)から4回にダウンを奪った末、これまた6ラウンド、レフェリー・ストップに退け3度目の防衛を遂げた。TKOタイムは2分7秒。
S・ウェルター級戦は途中まで拮抗したが、最後には太田が強打にものを言わせてけりをつけた。6回に左右連打で2度のダウンを奪い、さらに攻めかけたところでレフェリー・ストップとなった。昨年3月に柴田から東洋と日本のベルトを一挙に奪った試合でも8ラウンドにけりをつけており、実力の差を見せつけた一戦だった。試合後のインタビューでこれからの目標を聞かれГ世界を目指したい」とためらいなく答えた。次は間隔をおかずに来月(9月18日)米軍座間基地内で同級3位の十二村喜久(角海老宝石)相手に防衛戦が決まっている。
=AS=
0 件のコメント:
コメントを投稿