2011年8月13日土曜日

狂犬アングロがGBPと契約 20日復帰戦

 S・ウェルター級の強豪、前WBO世界J・ミドル級暫定王者アルフレド“ペロ”アングロ(メキシコ=WBC2位)が13ヵ月ぶりにリング復帰を果たす。アングロはESPNドットコムなどによると、昨年秋、ミドル級王者セルヒオ・マルティネスへの挑戦が持ち上がったが、高額ファイトマネー(75万ドル)を提示されながら、対戦を拒否。ゲイリー・ショウ・プロモーターとの確執が生まれた。その後、不法移民斡旋容疑でアメリカ国内で試合ができない事態に陥っていた。
 しかし11日、彼の29歳の誕生日にGBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)が電撃サイン。階級が同じカネロ・アルバレスやチャベス・ジュニアのライバルとして売り出す方針を明かした。前プロモーターとなったショウはESPNの取材に「アングロはゴールデンボーイと新しい契約を交わした。私は100%、彼とのビジネスから撤退する」と語っている。
 当面、母国メキシコで戦い、チャンスを模索するアングロ(19勝16KO1敗)。復帰戦は来週土曜日20日、地元メヒカリでジョセフ・ゴメスという選手と12回戦を行う。

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