2011年8月11日木曜日

ホープ土屋苦闘の11連続KO勝ち


 井岡―エルナンデスのWBC世界ミニマム級タイトル戦と同じ後楽園ホールのリングで行われたライト級10回戦で、昨年の全日本新人王MVP・土屋修平(角海老宝石)が、日本S・フェザー級10位の福原寛人(江見)と対戦、意外な苦戦を強いられたものの、終盤の9回2分9秒TKO勝ちし、デビュー以来11連続KO勝ちをマークした。
 この日のホープは不調。初回に右を決めて福原をダウンさせたもののフィニッシュしそこねてからは、激しい抵抗に遭い、左マユを切られ、顔を腫らした。それでも持ち前のパワーは失わず、終盤の9回、左フックが決まると福原はロープ際にダウン。福原も立ったがダメージが深いと判断した主審はすぐに試合を止めた。
「今日は内容悪過ぎ。倒せなければ負けだと思ってたんで、勝ったからよしとします」と土屋。この日の苦戦は貴重な経験となることだろう。
※写真は9回、福原を倒した直後自らも勢い余ってスリップダウンする土屋

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