元WBC世界J・ウェルター(S・ライト)級チャンピオンのビリー・コステロ(米)が29日朝、ニューヨーク州キングストンの病院で死亡した。55歳とは若いが、昨年4月以来、肺がんと闘っていた。
ニューヨークがホームリングのイタリア系ファイターは、84年1月敵地テキサスでブルース・カリーを10回TKOに破り世界王座獲得。シールズ、マンビー、ヘイリーと3人の挑戦者を撃退したが、85年、ロニー・スミスにTKO負けして王座を降りる。半年後アレクシス・アルゲリョにストップされたのを最後に引退したが、6年後に復帰して9連勝をマークした。99年、43歳で元王者フアン・ラポルテに判定勝ちしたのが最終試合。終身戦績は40勝23KO2敗。
0 件のコメント:
コメントを投稿