2011年4月16日土曜日

プロヴォニコフ&キンテロTKO勝利


 米カリフォルニア州テメキュラで15日(現地時間)、WBO・J・ウェルター級9位ルスラン・プロヴォニコフ(ロシア)がメインの10回戦に登場。イバン・ポポカ(メキシコ)に8回2分16秒TKO勝ちを飾った。
 1月、マウリシオ・エレラ(米)に接戦ながら判定負けを喫したプロヴォニコフは、これが再起2戦目。米国をベースに戦うロシア人が右を上下にヒットするなど優勢に展開。シカゴ在住のメキシコ人ポポカもコンパクトな連打で、引く素振りを見せない。しかし5回、ロシア人が一気に畳みかけ、ポポカはロープを背に防戦を強いられる。その後パワーパンチで攻め立てるプロヴォニコフが8回、右カウンターを決めると、ポポカの体が横倒し。続行に応じたものの、追撃で滅多打ちにあい、ストップされた。
 プロヴォニコフは19勝13KO1敗。は初黒星のポポカは15勝10KO1敗1分。
 セミの10回戦ではIBF・J・ライト級9位マービン“カチョーロ”キンテロ(メキシコ)がフアン・サンティアゴ(米)に3回12秒TKO勝利。キンテロは22勝18KO3敗。(三浦勝夫)

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