2011年4月1日金曜日

石田がラスベガス・デビューで強敵と対戦


 元WBA世界S・ウェルター級暫定王者の石田順裕(35)が9日(現地時間)ラスベガスMGMグランドのリングに上がることが正式に決まった――と30日の「ファイトニュース」紙他が伝えている。これによると、元ランカーのジェームズ・カークランド(米)との8回戦。マルコス・マイダナ-エリク・モラレスのPPV試合の前座に組み込まれている。
 石田は昨年10月メキシコでアルバレスに1-2判定で敗れ暫定王座を追われて以来初のリング。カークランド(26)はこれまで27戦全勝24KOという強打のサウスポー。復帰戦の相手としてはかなりの強敵だ。しかもゴールデンボーイ・プロモーションと契約を交わした期待の選手。2年間のブランクがあるのは、銃の不法所持で有罪判決を受け、テキサスの刑務所で服役していたため。今年3月にカムバックして早くも2連続KO勝ち。現地の報道によると石田は「パンチが非力で、危険のない相手」とみられているようだが、持ち前のテクニックでこうした予想を覆すことができるか――? 石田は現在ロサンゼルスで調整中と伝えられている。

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