今週土曜日23日、米ロサンゼルスのノキア・シアターで予定されるバンタム級トーナメント「スーパー・フォー」決勝兼IBF世界バンタム級タイトルマッチがキャンセルされた。IBF王者ジョセフ・アグベゴ(ガーナ)がリングに上がれなくなったためだ。18日夜(現地時間)ロサンゼルス空港に到着した際、アグベゴは急に痛みを訴えて昏倒。入院し、検査を受けたところ、坐骨神経を痛めたことが判明した。
アグベゴの相手アブネル・マレス(メキシコ=米)を擁するGBPはマレスの対戦者探しに奔走。リング誌のホームページなど米国メディアは、GBPが日本のプロスペクト、亀田和毅(亀田=WBAバンタム級7位)に出場を打診したことを伝えている。しかし兄興毅ととにフィリピンキャンプ中の和毅は5月7日、興毅の防衛戦のリングで試合(対ネイザン・ボルシオ)が決まっており、時間的に出場できない旨のコメントを発している。
米国メディアの中には「トモキが降りた・・・」というニュアンスの報道もあるが、状況を考えれば、それは和毅に酷というものだろう。なお、23日の興行はジョニー・ペレス-ビック・ダルチニアン戦をメインに開催されるもようだ。
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