2011年3月7日月曜日

“カネロ”初の世界獲得 ハットン弟に圧勝



 米カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで5日(現地時間)挙行されたWBC世界S・ウェルター級王座決定戦に出場したサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が12回3-0判定勝利で緑のベルトを手にした。=PHOTO/SUMIO YAMADA=
 前半は20歳のアルバレスが左右フック、右アッパーなどで圧倒し、リッキー・ハットンの弟マシュー・ハットン(英国)は鼻血と左目のカットに見舞われる。リードを許したハットンは反撃するのだが、パワーレスでカネロを脅かすことができない。中盤、反則打で減点を喫したアルバレスだが、終盤もストップをねらって猛攻を仕掛ける。しかしタフなハットンは、しこたま被弾しても最後まで耐え抜き、終了ゴングにこぎ着けた。
 公式スコアは119-108が3者でアルバレスの勝ち。

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