WBA世界ライト級王者ミゲール・アコスタ(ベネズエラ)-1位ブランドン・リオス(米)のタイトル戦が26日ラスベガスで行われ、リオスが10回KO勝利で新チャンピオンに就いた。
両者持ち味を存分に発揮した好ファイトだった。先手を握ったのは、この正規王座の初防衛戦となるアコスタ。リオスの出バナに左ジャブ、左右コンビネーションを浴びせ、4ラウンドまで悠々ポイントアウトする。リオスは5回から馬力に任せて挽回を図り、6回、ロープ際で倒す。それでも動きが衰えないアコスタは、挑戦者の打ち終わりにパンチを浴びせ、引く素振りを見せない。しかし執拗なボディー攻撃が功を奏し、リオスは8回に2度目のダウンを奪い、10ラウンド一気に襲い掛かると、抵抗していたベネズエラ人は自軍コーナー付近に沈み、タオルが入った。
初タイトル挑戦でベルトを巻いたリオスは27勝20KO1分無敗。アコスタは28勝22KO4敗2分。このクラスのWBA“スーパーチャンピオン”にはフアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が君臨する。
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