2011年2月3日木曜日

岩渕辛勝-2日の後楽園ホール

 2月2日後楽園ホールのメイン8回戦は、日本S・ライト級7位岩渕真也(草加有澤)が小竹雅元(三迫)に3-0判定勝ち。しかしポイント77-76(2人)、78-75が示すような接戦だった。
 サウスポー同士の1戦。試合は小竹が積極的に先手を取ってリードした。岩渕はボディーへの強打で対抗するものの打ち終わりに小竹のパンチを許して苦しい展開。苦境の岩渕を救ったのは持ち前のパワー。終盤に入ると好調に飛ばしていた小竹の動きに陰りが差し、岩渕の強打が目立つ。結局岩渕がパワーでポイントを引っくり返す格好でランカーの意地を示した。「相手に技術があったので単発になってしまった。後半効いて相手の手数が減って接戦を抜け出せた。練習はしたけれど、サウスポーに対する苦手意識が払拭できていませんでした」という岩渕は15勝12KO3敗。惜敗の小竹は6勝2KO5敗。
 アンダーカード8回戦は横山大輔(ワールドS)がダオチャイ・シッスーイ(タイ)に4回KO勝ち。池原繁尊(横浜光)はユーチ・ウアサムパン(タイ)に4回KO勝ちして昨年6月の東洋挑戦敗退から再起した。

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