2011年1月11日火曜日

井岡7戦目でオーレードン挑戦

 関西のホープ、井岡一翔(WBC・L・フライ級8位=井岡)のプロ7戦目での世界初挑戦が決まった。井岡は2月11日神戸ワールド記念ホールでWBC世界ミニマム級王者オーレードン・シッサマーチャイ(タイ)にアタックする。試合までちょうど1ヵ月となった11日、大阪市内のホテルで発表会見が行われた。
 井岡陣営によると、当初はL・フライ級での挑戦を計画していたもののWBC新王者バアスが来日をしぶり、結局1階級下での挑戦を目ざすことになったという。国内最短奪取のかかる一戦に井岡は「僕が歴史を塗り替えられるなら」と強い意欲を見せ、「オーレードンの挑戦者の中では僕が一番強い」とV6王者攻略に自信ありげ。「ミニマムに落としたことで4階級も狙える。3階級はこの前(亀田)興毅選手が達成しましたし」と将来的な野望を語った。
 会見ではテレビ局から「どういったチャンピオンになりたいか」と何とも気の早い質問も飛び出したが、チャンピオンは40戦無敗(39勝1分)の強豪。井岡が初体験のミニマム級でどれだけ動けるのかも焦点となる。それでも井岡は「リングに上がるときは自信しかないと思う」と調整の成功を確信している様子だった。当日はTBSが夜7時から放送を予定している。

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