2011年1月29日土曜日

ロペス、NABF王座奪取 オリンピアン、エストラーダ強打炸裂

 アレオーラ-アベル戦が行われたカリフォルニア州テメキュラで、WBC・S・ライト級8位ホセシート・ロペス(米)が同22位マイク・ダラス(米)とNABF・S・ライト級王座を争った。
 スリムな黒人選手ダラスがアウトボクシングに活路を見出そうとすれば、メキシコ系のロペスは接近戦から強引にボディーを叩く。ロペスは初回にカットした左目上の出血に悩まされる。しかしラフファイトの様相から7回、一気に畳みかけたロペスがダラスにダメージを与え、ストップに持ち込んだ。KOタイムは1分47秒。ロペスは29勝17KO3敗。ダラスは初黒星(17勝7KO1敗1分)。
 一方、北京五輪米国代表からプロ入りしたショーン・エストラーダ(米)がジョン・シュミット(米)を初回3度倒し、豪快なKO勝利を飾っている。エストラーダは11勝10KO無敗。(三浦勝夫)
写真はストップの瞬間。PHOTO/CATCH MIURA

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