27日(現地時間)メキシコ・ティファナにWBA&WBO世界L・フライ級統一チャンピオン、ジョバニ・セグラ(メキシコ)が登場。同国のマヌエル“チャンゴ”バルガスと10回戦を行った。
イバン・カルデロンとの統一戦を制して3ヶ月ぶりのリングとなったセグラは、この日も開始ゴングとともに自信満々攻め込む。初回、早くもセグラの左右でバルガスはキャンバスに這った(主審はスリップと判断)が、2ヶ月前、WBO世界J・フライ級暫定王者ラモン・ガルシアに挑み、2-1判定で惜敗したバルガスはセグラの強打を食らっても勇敢に打ち返し、試合を盛り上げる。前進を止めないバルガスに四苦八苦する場面もあった統一王者だが、パワーと手数で押し込み、前半左目をカットしたバルガスはラウンドを追うごとに出血に悩まされる。7回終了時にドクターが主審にストップを要請し、試合が終わった。公式TKOタイムは8回10秒となっている。
セミで行われたIBF世界ライト級タイトルマッチはチャンピオン、ミゲール・バスケス(メキシコ)が挑戦者リカルド“ペロン”ドミンゲス(メキシコ)に3-0判定勝ちで初防衛に成功した。
リング狭しと動き回るバスケスが2回からペースを掌握。パワーレスだが、スキルフルなバスケスが、今年WBC王者ウンベルト・ソトに挑戦し判定負けしたドミンゲスの両目をカットさせて攻勢を印象づけた。スコアは120-108,119-109,118-110でバスケスと、大差がついた。
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