「さらに高みにいけると思うし、わくわくする」――WBC世界S・バンタム級王者西岡利晃(帝拳)がムンロー撃退から一夜明けた25日、ジムで会見。いま戦ってみたい相手としてフェルナンド・モンティエルの名を挙げ「次でもいい」と話した。
サングラス姿で会見に臨んだ西岡は「思い描いていたボクシングをできた」と昨夜のムンロー戦を振り返った。KOは狙わない、が身上の王者だが「12ラウンドは狙いました」と笑いながら告白。また痛めた左拳には湿布があてられていたが「大分腫れているけど大丈夫やと思います」。念のため、病院で診てもらう予定だ。
今後について問われた西岡は、戦ってみたい相手に「モンティエルです」とキッパリ。「3階級制覇をし、すごい高い技術を持ったボクサーだと思う」と評した。4月に長谷川穂積とのチャンピオン対決を制し日本でも有名になったメキシカンと対戦することになれば、これまたビッグマッチとなる。「防衛を何度しようというよりも、目の前の試合をクリアしていくこと」と語ったチャンピオン。「自分自身がどこまで強くなれるか。ボクシングを追求して近づくこと」が戦い続けるモチベーションだという――。
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