WBA世界スーパー・フェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)が14日、チャンピオンベルトを持参して埼玉県加須市の母校、花咲徳栄高校(坂巻守男校長)を訪問、体育館に集まった1年生683名の熱い歓迎を受けた。
大勢の若い後輩の前で「内山選手はわが校の誇り」と坂巻校長に紹介され挨拶に立ったチャンピオンは、9月のV2戦の応援に感謝を述べ、自らの体験談を語った上で、友達を大切にすること、やりたいと思ったらすぐ始めることなど、「内山流」をアドバイスした。
同校ボクシングの木庭浩介監督は、内山がプロ転向の相談に訪れた際、頑張れと背中を押してくれた人である。春にやはり母校を訪問した際は1月のチャンピオン獲得戦を見ていない生徒も少なくなかったが、2度の防衛を果たしての今回は「前とは全然反応が違った」と本人もビックリ。後輩たちの質問にしっかりと答え、退場の際には後輩たちの握手攻めに遭い、「こんなことで喜んでもらえるなら、いつでもOKです」とうれしい悲鳴をあげていた。
次戦は暫定王者ホルへ・ソリス(メキシコ)とのチャンピオン統一戦が来年初めにも行うことになりそうだが、まだ具体的になってはいない。
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