12月11日、ラスベガスのマンダレイベイ・ホテルで対決するWBA世界S・ライト級王者アミール・カーン(英国)と同級暫定王者マルコス“チノ”マイダーナ(アルゼンチン)の2人が23日ロンドンで記者発表会見に臨んだ。
両者は1年前から対戦が噂されたが日の目を見ることがなかった。カーンがマイダーナの強打を警戒して対戦を拒んでいるともいわれたが、両陣営間の粘り強い交渉が実を結んだ。カーンは「ここ何ヶ月、多くの人が『私は誰とも戦いたくない。アゴがもろい』と言っている。だからこの試合を承諾したんだ。それが誤りであることを実証するために。マイダーナはとても強く、ハードパンチャー。典型的なパンチャーとボクサーの対決となるだろう」とコメント。
対するマイダーナは「予想を口にすることは好きじゃない。唯一確かなのは、グッドボクサーのカーンをノックアウトするために全力を傾けること。厳しい試合が待っているのは間違いないけど、私の拳がKOを生み出すと信じている」と語っている。
両者とも10月初旬からトレーニングをスタートする予定。カーンはローチ・トレーナーが不在(パッキアオのフィリピン・キャンプに同行中)なものの、ロサンゼルスを拠点にする。一方マイダーナはラスベガスでキャンプを張る。
写真は記者会見で対峙するカーン㊧とマイダーナ。=PHOTO/GDP=
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