ドイツのケルンで4日(現地時間)行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチは王者フェリックス・シュトゥルム(ドイツ)が挑戦者7位ジョバニ・ロレンソ(ドミニカ共和国)に12回3-0判定勝利で、8度目の防衛を果たした。
14ヵ月ぶりの試合となったシュトゥルムは慎重な立ち上がりだったが、固いガードと柔軟なボディーワークでロレンソのアタックを遮断。攻めては左ジャブ、左フック、右アッパーとスピードに乗ったパンチでポイントを蓄積。中盤からドミニカ人の顔は腫れ上がった。スキルの確かさも十分見せ付けた王者は無理を冒さず、逃げ切った。スコアは117-111が2人に118-111でシュトゥルムの勝ち。
勝者は同胞のIBF王者セバスチャン・シルベスターとの統一戦も噂される。 =PHOTO/SUMIO YAMADA=
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