2010年9月16日木曜日

フェザー転向の長谷川、WBC1位ブルゴスと決定戦へ 11月東京

 長谷川穂積(29)の再起戦は即世界タイトル戦に――11月26日東京で予定されるWBC世界フェザー級王座決定戦で、同級1位フアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)と対戦する--と、これは米国のウェブサイト「Fightnews」が伝えたもの。同級王座はエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)が練習中に肩を負傷してWBA王者ガンボアとの統一戦をキャンセル。長期ブランク必至のため「休養王者」扱いとなり、空位となる正規王座をブルゴス-長谷川で争うことになる。ブルゴス(22)はデビュー以来25連勝18KOをマークしている不敗の新鋭。4月にWBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)に敗れて王座を追われている長谷川は、モンティエルとのリマッチが困難なことから、2階級アップのフェザー級で世界王座復帰を狙う。
 この日は元WBC世界フェザー級王者粟生隆寛(帝拳)が1階級上げて王者ビタリ・タイベルト(ドイツ)に挑むWBC世界S・フェザー級戦と一緒にダブル世界タイトル戦として計画している。プロモーターの本田明彦・帝拳ジム会長は交渉のため米国に出かけているが、帰国後詳細を明らかにするとみられる。

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