2010年7月29日木曜日

祟られたS・フェザー級戦 福原も相手欠場でスパーのみ


 28日後楽園ホールのメインカードに予定されていた福原力也(ワタナベ)のS・フェザー級10回戦は、対戦相手のヤコブ・エルーカ(インドネシア)が負傷で出場できないため、キャンセルとなった。
 この日のメインは当初東洋太平洋S・フェザー級王者川村貢治(ワタナベ)対1位グレグ・イーディー(豪)のタイトルマッチとして行われるはずだったが、まず川村が眼疾のため王座を返上して欠場。代わりに同僚の福原がイーディーと王座決定戦に出場することになった。しかし、イーディーも出場を辞退したため、福原とエルーカのノンタイトル戦に変更されていた。ところが、エルーカは来日こそしたものの、途中で足を捻挫したことが判明し、試合に出られるコンディションではなかった。このため、試合は中止となり、福原は同僚のWBA世界S・フェザー級王者内山高志とのスパーリングを披露して来場のファンに主催者はお詫び。=写真=
 結局この日はセミファイナルに予定されていたS・ウェルター級8回戦がメインカードに昇格し、前日本&東洋太平洋王者の柴田明雄(ワタナベ)が渡辺浩三(斎田)から3回にダウンを奪って3-0判定勝ち。復帰戦を飾っている。

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