25日、愛知県刈谷市産業振興センターあいおいホールにて行われた昼夜2部興行の第一部「GET THE VICTORY」のメインイベント、フェザー級8回戦は坂井允 (鈴鹿ニイミ)が、東洋太平洋王者時代の長谷川穂積に挑戦経験のある宇野寿修(薬師寺)に4R35秒TKO勝ち。
初回、左フックでダウンを奪った宇野だが、ダウン後の加撃で2点の減点を課せられる。再開後に連打でダウンを追加し、優勢に試合を進めていた宇野。しかし4回開始早々、坂井の左フックがカウンターで一閃。ダウンから立ち上がった宇野だが足元が定まらず、浦谷レフェリーに抱き抱えられた。
前戦5月の後楽園ホールでは敗れた坂井だが、ブランクから復帰した昨年は3戦3勝(3KO)。うち2試合が逆転KOと、その試合はいつもエキサイティングで面白い。
セミファイナル、51.1kg契約の6回戦では昨年度の全日本フライ級新人王で、日本フライ級12位にランクされる佐々木章人(緑)が出場。同じく昨年度の中日本S・フライ級新人王の鶴見旭(三津山)と対戦し、判定勝ち。採点は58-57が2人と59-56。
開始から豪快に左右を振るう鶴見のパンチを佐々木は冷静にブロックし、鶴見のスイングが止んだところで連打をまとめる。鶴見の全力スイングは、ブロックの上からでも佐々木の身体を揺らすほど強烈であったが、前に出るのも正確なヒットも佐々木。ポイント差以上に差のある内容だった。≪S≫
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