火花を散らすフライ級戦に比べてミニマム級は友好的な雰囲気、両者同席しての検診となった。
「何も問題ない。準備万端です。黒木は愛らしい(チャーミング?)人。でもリングでは分らないけど」とオーレードンが言えば、挑戦者は「イケメンですね。僕は愛らしい? ありがとうございます。ベルトを持って帰ると言っているようですが、僕もベルトは欲しいので……」とやんわり意欲を示す程度。 黒木は世界初挑戦だが、「気持はいつもと変わらない。試合はいつでも勝たないといけないものですから。王者に威圧感? なかったですね。お互い減量しているので、僕もチャンピオンもショボい。人間減量していると干乾びる」と冗談も交えてまったくの平常心。検診室でポンサクレックと会うとツーショットを撮り、会見場でオーレードンと会うと再度笑顔で写真に収まるなど、土浦の孫悟空はなかなか肝の据わったところを見せている。
検診の結果
オーレードン 黒木
身長 160センチ 160
頚周 35 34
胸囲 82 84
胸厚 23 23.5
視力 両眼1.5 1.0右/0.9左
リーチ 160 164
ナックル 両拳26 26.5右/27左
血圧 113/69 116/78
脈拍 40 67
体温 36.5 36.6
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