11日後楽園ホールでメイン8回戦に出場した日本ウェルター級4位の斉藤幸伸丸(輪島功一S)はノーランカーの平井良維(三谷大和S)に3-0判定勝ち。中川大資(帝拳)に挑戦し敗れてからの再起2連勝を飾った。
ケガの影響で満足な練習ができなかったという斉藤。ミスブローは多かったものの、それでも持ち前の小回りの利いた機動力ボクシングでポイントをピックアップする。平井も最後までガッツを見せ、左リード主体に対抗したが、打ち終わりを斉藤の右カウンターに狙われた。ダウンシーンはなく、スコアは78-76、78-75、79-74だった。斉藤(31歳)は「もう一度(中川に)挑戦したいね」と話した。13勝7KO3敗1分。
この日はほかに8回戦が2試合行われたが、そのうちの鬼ヶ島竜-濱中優一戦で波乱。日本ミニマム級7位につける鬼ヶ島(三谷大和S)がノーランカーの濱中に痛烈に倒され4回TKO負けした。
初回に鬼ヶ島が右クロスを叩き込んで濱中をダウン、立ち上がった濱中が今度は右をカウンターして鬼ヶ島を倒し返す、派手な幕開けとなった試合。鬼ヶ島は攻撃意欲旺盛に出るが、ディフェンスの隙を濱中の右ストレートに突かれて劣勢。迎えた4回、またも右ストレートをアゴに被弾すると立っていられなかった。ダウンすると同時にレフェリーが試合終了を宣告している。
もうひとつの8回戦は平山悦久(ワンツーS)が木下健志(花形)に3-0判定勝ち。
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