2010年2月26日金曜日

オルティス最終回KO勝ち


 25日(現地時間)ロサンゼルスの「クラブ・ノキア」で行われた10回戦で、WBA・S・ライト級3位ビクトル・オルティス(米)がエクトル・アラトーレ(米)に10回KO勝ちを収めた。
 リングサイドにプロモーターのオスカー・デラホーヤ、シュガー・レイ・レナード、大リーグの本塁打記録を持つバリー・ボンズ、人気俳優のマリオ・ロペスらが陣取る中、開始ゴングを聞いた試合。これがマイダーナ戦の敗北から2戦目となるオルティスが身長、リーチ差を生かしてアウトボクシングでリード。この試合まで16勝5KO8敗のアラトーレは、KO,TKO負けが1度もないタフガイ。固いガードで決定打を回避する。判定決着ムードが漂う中、最終10回、サウスポー、オルティスは渾身のラッシュ。なおも畳み掛けると、アルトーレはリング中央に大の字。立ち上がったが、ダメージが深く、主審がストップを宣告した。タイムは51秒。
 これで26勝21KO2敗1分となったオルティスに、デラホーヤ、シェリー・フィンケル・マネジャーはビッグマッチを画策するもようだ。(三浦勝夫)

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