28日の後楽園ホールは8回戦が4組。メイン格として行われた日本S・フライ級10位・福本雄基(三谷大和)対芦川尚史(北澤)戦は、福本が6回TKO勝ちした。
福本の出だしはまずまず。ジャブで相手を引き寄せながら右をヒット。しかし芦川も止まらず前進し密着する。接近戦の福本は隙を見てはスッと離れて打ったりし、徐々に芦川を突き放していく。迎えた6回、右から左フックを返して効かせると、連打で相手陣営のタオル投入を呼び込んだ。スコアはこの回32秒。福本はこれでプロ10勝目(2敗)をあげた。
また昨年度新人王の斉藤司(三谷大和)は杉浦充訓(協栄)に判定勝ち。斉藤はコンビネーションで何度と相手を追い込むが、打ち終わり狙いの杉浦のタフネスに手を焼いた。6回終了間際にはカウンターでぐらつかされるシーンもあったが、それでも大過なく残りのラウンドをしのいだ。戦績は10勝無敗(6KO)。
そのほか、中釜兵武(白井・具志堅)と榎本信行(三迫)のベテラン対決は引き分け。加藤健太(三谷大和)は佐々木悟(ヨネクラ)に5回TKO勝ちした。
0 件のコメント:
コメントを投稿