前WBA世界フライ級チャンピオン坂田健史(協栄)が21日、後楽園ホールで再起第2戦に臨み、インドネシアのディッキー・プトラを2回KOした。
サウスポーのプトラをボディーから攻めた坂田は2回、右ストレートをうまく顔面にヒットし、返しの左フック。効かされたプトラは追撃でたまらずダウン。マーチン主審に10カウントを数えられた。再起第1戦の全戦ではタフな韓国人相手にフルラウンド戦い、ヒヤリとする被弾もあった坂田だが、この日はプロキャリア8戦(5勝2KO3敗)のプトラを危なげなく沈めた。
坂田の快勝を受けて金平桂一郎会長は「9月30日の名城-カサレス戦の勝者に挑みたい」と発言。年末か来年早々の世界挑戦に向け交渉する考えを明らかにした。その気の坂田も「2階級制覇を目ざして頑張ります。挑戦する時が獲る時」と意気込んでいた。坂田の戦績は35勝16KO5敗2分。
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