2009年8月24日月曜日

訃報 コルドバWBA元会長逝く


 WBA(世界ボクシング協会)の元会長、エリアス・コルドバ氏が23日朝(現地時間)、パナマ市内の病院で死去した。92歳。死因は発表されていないが、暫く入院生活を送っており、老衰といわれている。
 コルドバ氏は過去に2度WBA会長を務め、他にも世界選手権委員長はじめ要職を歴任した斯界の大物。パナマ市出身。「ドクトル・コルドバ」と呼ばれたのは、有名な外科医だったから。ボクシングを愛好し、パナマのコミッション・ドクターとしてこの世界に入ったが、やがてパナマ・ボクシング・コミッション、WBAの顔として活躍し、会長ポストを現職のヒルベルト・メンドサ氏(ベネズエラ)に譲った後も、長くボクシング界に大きな影響力を保っていた。数年前にはWBAの「終身名誉会長」にも選ばれている。日本のボクシング界とも深い繋がりを保ち、再三来日していた。
 写真はパナマの同胞ロベルト・デュランと肩を並べるありしのコルドバ氏。

0 件のコメント:

コメントを投稿