2009年7月11日土曜日

長谷川×ロチャ、ゴンサレス×高山ご対面 予備検診


 ダブル世界戦の予備検診があり、長谷川穂積とネストール・ロチャ、ローマン・ゴンサレスと高山勝成の4者が11日、神戸市のホテルでそれぞれ初対面した。 リーチが1㍍88.5あった前回挑戦者マリンガと違いロチャは自身と似た体型。長谷川は「印象は特にない。ほとんど一緒」と表現する言葉を見つけるのに苦労した。ただ、「グッドファイト」と声をかけると「サンキュー」と即応した人柄に好感を抱き「さわやかな青年。ナイスガイ。コンディションも良さそうだしいい試合になる」と笑顔で話した。長谷川が9度目防衛戦へ向け作成した「オレの仕事は敵をぶっ飛ばすことだ」と英語で書いたTシャツ。ロチャは気づかなかったというが「彼もナイスガイに違いない。長谷川選手の研究は済ませてきたので作戦を考え直すと言うことはない」とにこやかに話した。 またゴンサレスは高山から会うなり「結婚おめでとう」と祝福を受けた。9日の公開練習で高山戦後に挙式予定と明かしたゴンサレスの報道を高山が新聞で見ていた。「こういう人物と試合ができることで美しい試合になる」とゴンサレス。高山も「ゴンサレスはもう少し大きくて、とげとげしい雰囲気なのかなと思っていた。いいヤツそうでした」と穏やかな口調で話した。ただ、報道陣から2年前、WBA世界ミニマム級王座統一戦で接戦を演じた新井田豊と高山のどちらが強そうかと聞かれたゴンサレスが「新井田」と答えた話を聞いた高山は「試合で答えは分かります」と闘志をかいま見せた。=写真は検診の後揃ってポーズをとる長谷川と挑戦者ロチャ=

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