16日夜、後楽園ホールで行われたOPBF・L・フライ級暫定王座決定戦は同級1位家住勝彦(レイS)が同級2位山中力(帝拳)に8回2分49秒TKO勝ち。ケガで休養中の和田峯幸生(筑豊)の代理王者となった。
試合は壮絶な倒し合いとなった。初回まず、サウスポー山中の左で家住がダウン。今度は2回に家住が山中に右から左フックを返し倒し返す。家住は4回にも山中の左クロスでダウンを喫したが、5回以降は反撃。コンパクトな左フック、右ストレートでプレスし、山中は疲れも見受けられて攻撃するに至らない。迎えた8回、ロープを背負わした家住が連打したところで主審が試合をストップ。同時に倒れ込んだ山中はタンカで退場した。
日本王者・嘉陽挑戦(TKO負け)に続くチャンスを実らせた家住はデビュー12年での初戴冠。戦績は26勝19KO7敗3分。
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