ニカラグアの英雄として知られる3階級制覇の名王者、アレクシス・アルゲリョ氏が、1日、マナグア市の自宅で死亡した。享年57歳。公式発表では触れられていないが、拳銃自殺とも伝えられている。また別な情報では、自宅で胸に銃弾を打ち込んだともいうが、公式なものではない。
アルゲリョ氏は、フェザー、S・フェザー、ライトの3階級で世界王座に君臨し、米国のリングで数々の名勝負を演じたことで著名なボクサー。米国のボクシング殿堂にも選ばれている。フェザー級王者だった1975年10月には日本でロイヤル小林の挑戦をKOで撃退したことがある。71年から95年までプロのリングに上がり、通算90戦82勝65KO8敗。長身から繰り出す強打と、スタイリッシュなボクシング、そして二枚目の風貌でファンに愛された。
ニカラグアのオルテガ現大統領は大の親友で、自身もマナグアの市長の重職についていた。一方で薬物中毒のうわさも絶えなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿