16日後楽園ホールで行われた東洋太平洋フェザー級タイトルマッチは、チャンピオン細野悟(大橋)が12位フェルナンド・オティク(比)を3回59秒KOに下して2度目の防衛に成功した。
試合は初回から激しい打ち合い。バズーカの異名を持つ王者に対し挑戦者も10勝8KO(5敗)のパワーで対抗する。2回細野は右アッパーでオティクに鼻血を噴出させ、左ボディーもヒット。そして迎えた3回、細野は右フックで注意を上に向けさせた後、左ボディー一閃。ワンテンポおいてオティクはたまらず座り込み、そのまま10カウントを聞かされている。 セミ10回戦は、日本フライ級4位翁長吾央(大橋)が、日本ランカーに2連勝中のリチャード・ガルシア(比)と対戦した。序盤タイミングを制して先手で左ストレートを決めた翁長だったが中盤、劣勢を意識したガルシアが手数とプレスを強める。試合は次第に乱戦となり、翁長が押し込まれる展開に。結局フルラウンドを終えて97-95、95-97、96-96と三者三様のドローに終わった。
日本ランク復帰の奈須勇樹(角海老宝石)は巧みなインファイトで柳直大に3回TKO勝ち。同じく8回戦登場の岩佐亮佑(セレス)はウォーウラウット・ムアンシマ(タイ)を2回KOに下して4連勝(3KO)をマークしている。
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