明日23日(現地時間)メキシコのモンテレイで挙行されるWBC世界S・バンタム級タイトルマッチの計量が22日行われ、チャンピオン西岡利晃(帝拳=32歳)、挑戦者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ=27歳)ともリミットの55.3キロで無事パスした。
計量後スポーツドリンクを飲み干した西岡は血色もよく、コンディションのよさをうかがわせた。
「いつも計量のあとに飲む、嫁さん(美帆夫人)特製の鳥のスープもレシピがあるので飲めるし、たいがいハンバーグを食べるんですけど、ジムのスタッフが、このモンテレイで(自分好みのものを)見つけて調達してくれるということで、すごく感謝しています。最高のサポートを受けているので、不安も心配もありません」
本田明彦・帝拳ジム会長らと足早に会場を後にした西岡は、静かに決戦の時を待つ。
一方のゴンサレスは複数の現地テレビ局の取材に応じたり、愛児を抱いてカメラに収まるなど終始余裕の表情。「150ラウンドのスパーでみっちり鍛えた。KOでベルトをメキシコにもたらす」と必勝を期す。
セミではイスラエル・バスケス第3戦以来のリングとなる元WBC世界S・バンタム級王者ラファエル・マルケス(メキシコ)がホセ“ペゴニョ”メンドサ(コロンビア)とフェザー級10回戦を行う。(三浦勝夫)
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