2011年9月21日水曜日

バクーの世界選手権へ 日本選手団出発

 25日からアゼルバイジャンのバクーで開催される「2011AIBA世界選手権大会」に向け、8名の出場選手ら日本チームが20日夜関西空港から出発した。
 アマチュアの実力世界一を争うとともに、来年のロンドン五輪の出場権もかかる重要大会。今回は127ヵ国から計685選手がエントリーしており、このうちロシアやキューバ、米国、中国など21ヵ国が全10階級に代表を送っている。25日に開会式の後、翌26日から競技開始。10月8日の決勝まで長丁場にわたってトーナメントが行われる。
 これに参加する日本選手はLF級井上尚弥(相模原青陵高)、F級須佐勝明(自体校)、B級清水聡(自体校)、L級中山翔太(日大)、LW級川内将嗣(自体校)、W級鈴木康弘(自体校)、M級村田諒太(東洋大職)、LH級岡田良綱(日大)の8名。いずれも選考試合で選ばれたベスト・メンバーだ。これに、山根明日連会長ら9名の役員が同行している。世界の壁は厚いが、最近国際大会で勝率をアップして勢いに乗る日本選手がどこまで戦えるか? 07年のシカゴ大会で銅メダルを獲得した川内や、最近の国際大会で戦果を上げている須佐、村田らベテランはもちろん、高校生の井上ら初の世界大会出場組にも期待したい。

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