2009年9月30日水曜日
名城-カサレス、ドロー WBA世界S・フライ級戦
WBA世界S・フライ級タイトルマッチは30日大阪府立体育会館で行われ、王者名城信男(六島)と指名挑戦者(1位)ウーゴ・カサレス(メキシコ)の間で終始接戦が展開された。結局判定勝負に持ち込まれ、三者三様の採点で引き分けに。名城が辛くも2度目の王座防衛に成功した。両者ともよく手を出し合い、互いにクリーンヒットし合ったが、ノックダウンシーンはなかった。スコアは、116-112(名城の勝ち)、116-112(カサレスの勝ち)、114-114.
2009年9月29日火曜日
ジョーンズとホプキンス、16年ぶりの対戦に合意
トップシーンで一世を風びした2人が16年の歳月を経てリマッチで顔を合わすことが濃厚となった。その2人とはロイ・ジョーンズとバーナード・ホプキンス。両者は先週金曜日、契約にサインを交わしたという。対戦期日は来年3月挙行が有力、ウェイトはライト・ヘビー級に設定された。
2人は1993年5月22日、空位のIBF世界ミドル級王座をかけて対決。ジョーンズが明白な判定勝利を収め、後のパウンド・フォー・パウンド最強の座に就く足がかりをつくった。一方のホプキンスはジョーンズがS・ミドル級転向後、ミドル級王座(IBF)を獲得し、20度防衛の金字塔を築いた。
ジョーンズはターバー、ジョンソンに連続KO負け。ホプキンスはテイラーに連敗、カルザギに惜敗と挫折を味わったが、最近では両者とも好調をキープ。試合時にはホプキンスが45歳、ジョーンズが41歳の熟年対決が実現に向かう。
ジョーンズは12月2日、初の米国国外の試合としてオーストラリアで、地元のダニー・グリーンと対戦する。同日ホプキンスもフィアデルフィアで前哨戦を行う予定。
報酬は50-50だが、KO,TKO決着だと勝者が60%、敗者40%という案が出ている。
2人は1993年5月22日、空位のIBF世界ミドル級王座をかけて対決。ジョーンズが明白な判定勝利を収め、後のパウンド・フォー・パウンド最強の座に就く足がかりをつくった。一方のホプキンスはジョーンズがS・ミドル級転向後、ミドル級王座(IBF)を獲得し、20度防衛の金字塔を築いた。
ジョーンズはターバー、ジョンソンに連続KO負け。ホプキンスはテイラーに連敗、カルザギに惜敗と挫折を味わったが、最近では両者とも好調をキープ。試合時にはホプキンスが45歳、ジョーンズが41歳の熟年対決が実現に向かう。
ジョーンズは12月2日、初の米国国外の試合としてオーストラリアで、地元のダニー・グリーンと対戦する。同日ホプキンスもフィアデルフィアで前哨戦を行う予定。
報酬は50-50だが、KO,TKO決着だと勝者が60%、敗者40%という案が出ている。
吠えまくるカサレス
WBA世界S・フライ級戦計量前に行われた会見ではカサレスが挑発を繰り返した。クリスチャン・ミハレス(元S・フライ級統一王者)、フェルナンド・モンティエル(現WBOバンタム級王者)も応援のために来日しており、カサレスは「彼らの前で勝利を見せたい」「(名城が戦った)カスティーリョ、ムニョスと私とでは違う」と自らを鼓舞する発言を連発。ミハレス&モンティエルの拍手喝采を受け、気分をよくしていた。最後は「5回で倒す。なぜなら明日のリングでは130ポンド(58.9キロ=S・フェザー級)で上がるからだ」と、この日もKOラウンドを予告した。
吠えまくるカサレスに対し名城は「大口を叩くやつは大したことがない」と取り合わなかったが「後半、10ラウンドぐらいで倒せれば」とこちらも闘志を感じさせるコメント。「打ち合いは望むところ。返り討ちに遭わせたい」とチャンピオンのプライドをのぞかせた。
なお明日の試合は午後8時からテレビ東京系列で全国放送。当日券(1万円、5千円)も約150枚用意されている。
名城52.1、カサレス51.7 WBA・S・フライ級戦計量
WBA世界Sフライ級戦の計量が29日、大阪市内のホテルで行われ、チャンピオン名城信男(六島)と指名挑戦者ウーゴ・カサレス(メキシコ)ともに一発で合格。名城はリミットの52.1キロ、減量苦が噂されたカサレスは51.7キロと400グラムのアンダーだった。柚木コミッションドクターによると、両者とも体調に問題はない。
「ほぼ満点です」。名城は順調な仕上がりに胸を張った。カサレスについて「そんなにゴツゴツとしていないし。腹周りが少しポチャッとしてる」と印象を語り「俺のほうが体脂肪が低いでしょう」と笑って付け加えた。
またセミ54キロ契約8回戦に出場する安田幹男(日本バンタム級11位=六島)も計量をパス。相手の元世界王者メッグン・シンスラット(現WBC世界バンタム級15位=タイ)は2度目でクリアした。
2009年9月28日月曜日
亀田公開練習-WBAフライ級戦10月6日
10月6日大阪でWBA世界フライ級王座に挑む亀田大毅が東京・亀田ジムでトレーニングを公開。先週すでにスパーリングを打ち上げている挑戦者はミット打ちを披露したあと、父・史郎氏との父子スパーを見せた=写真=。
前回の試合から期日が短く、こなしたスパーは60ラウンド。この中には3人のパートナーを相手にした12ラウンドのスパーリング2度も含まれている。「体調はいい。スパーの手応えもいい。あとはここからのコンディションづくり」と亀田。まだ減量という大敵が控えていそうだが、兄・興毅は「大毅は適当な性格なのにキツい12回のスパーを2度やった。ここはやらなアカンとやったんやろうな。それがうれしかった。内容もよかった。右を爆発させれば試合は前半で終わると思う」と弟を後押し。大毅も「前半勝負やろ。相手出てくるから、迎え打つというか、ツブす。2年前の内藤戦からキャリアを積んで来た。力づくではなく、コントロールできるようになってきた」と2度目の世界挑戦へ手応えを語った。
自信隠さぬカサレス
28日の予備検診で初対面したチャンピオン名城と1位挑戦者のカサレス。検診後、それぞれが相手の印象を語った。
名城はカサレスについて「強そう」とまずひと言。特にカサレスの目が印象的だったようで「雰囲気のある選手」と話した。もっとも映像で見たよりも小柄だったらしく「リーチもそんなにない。プロでは自分より小さい相手と戦ったことはないけれど、やりにくさはない」。気負いのないしゃべり口は順調な調整をうかがわせた。あとは軽く動く程度という。
一方のカサレス。「(名城が)ナーバスになっているから、目が怖く見えたんじゃない!?」と自身の目力を分析。チャンピオンについては「まじめそうだ。集中している感じがする。当日はいい試合になると思うが、一番の差はキャリア」と、J・フライ級(WBO)時代にリング誌ベルトも獲得した拳歴を誇った。名城の枝川孝会長が「腹がポチャッとしとる」と減量苦の疑いをかけたが、カサレス陣営は「ボクサーなら誰でも体重を落とすのは苦労する」と流した。逆にカサレスが増量によってパワーアップしている点を強調する。「カサレスは体格も気持ちもJ・フライにおさまりきらない」(マネジャー氏)。もともとS・フライ級でプロキャリアをスタートし、J・フライ級で世界ベルトを巻いた後増量、最新の試合はフェザー級でリングに上がったカサレス。S・フライ級契約の試合だと約59キロで本番のリングに立つのだという。「名城を早いラウンドで倒せると思う」。メキシカンは最後まで自信を隠さなかった。
名城とカサレス、体格酷似 WBA・S・フライ級戦予備検診
WBA世界S・フライ級タイトルマッチ(30日、大阪府立体育会館第2競技場)の予備検診が28日、大阪市のJBC(日本ボクシングコミッション)関西事務局で行われ、王者名城信男(六島)と挑戦者ウーゴ・カサレス(メキシコ)ともに特に異常はなかった。
この日が両者の初顔合わせだったが、体格面でほぼ同じであることが判明。井岡弘樹以来長らく関西の世界戦検診を担当している柚木孝士コミッション・ドクターも「これほど似ている例は記憶にない」と驚く検診結果だった。また両選手は減量の影響も見られず、良コンディションのようだ。明日は計量と調印式が行われる。
以下は検診の結果。
名城 カサレス
身長 164センチ 163センチ
頚周 37センチ 37センチ
胸囲 90センチ 90センチ
胸厚 20センチ 20センチ
視力 右1.0左1.0 右1.0左1.5
リーチ 166センチ 165センチ
血圧 116/79 116/74
脈拍 54 48
体温 36.8 36.7
プーンサワット、ダブリンで王座統一 WBA・S・バンタム級
26日(現地時間)アイルランドのダブリンで行われたWBA・S・バンタム級の正規-暫定王座統一戦は暫定王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)が正規王者バーナード・デューン(アイルランド)に3回KO勝利を飾った。
序盤2ラウンズ、パワフルなコンビネーションで好スタートを切った地元のデューンに対して3回、プーンサワットの強打が炸裂。ダウンから立ち上がったデューンは勇敢に打ち合いに応じたが、これが結末を早めることに。ファン総立ちの中で2度ダウンを追加したプーンサワットがこのラウンド2分57秒TKO勝ち。デューン(28勝15KO2敗)は病院に入院するダメージを被った。
殊勲のプーンサワットは39勝28KO1敗。
なお、このクラスはセレスティーノ・カバジェロ(パナマ)がスーパー・チャンピオンに君臨している。
序盤2ラウンズ、パワフルなコンビネーションで好スタートを切った地元のデューンに対して3回、プーンサワットの強打が炸裂。ダウンから立ち上がったデューンは勇敢に打ち合いに応じたが、これが結末を早めることに。ファン総立ちの中で2度ダウンを追加したプーンサワットがこのラウンド2分57秒TKO勝ち。デューン(28勝15KO2敗)は病院に入院するダメージを被った。
殊勲のプーンサワットは39勝28KO1敗。
なお、このクラスはセレスティーノ・カバジェロ(パナマ)がスーパー・チャンピオンに君臨している。
2009年9月27日日曜日
クリチコ余裕のストップ勝ち

ロサンゼルスのステープルズ・センターに1万6千人の観衆を集めて行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチは王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)の圧勝に終わった。
この日のクリチコは左ガードを下げ、途中からは右ガードも下げ気味と余裕の構えで挑戦者クリス・アレオラ(米)と対峙。王者は左ジャブをコンスタントに放ち、10センチの身長差を利して終始(長い)距離をキープ。前進を繰り返すアレオラだが、パンチを空転させられ中盤以降、鼻血に染まり、劣勢が明らかになる。9,10ラウンドとクリチコが一方的に攻め込み、10回終了時にアレオラのチーフセコンド、ヘンリー・ラミレスが棄権を申し出た。棄権の理由は「ワンパンチで決まる展開に持ち込むにはクリチコはディフェンスが良過ぎる選手」ということだった。
10回までの公式スコアは森田健氏とホントンカム(タイ)が99-91(挑戦者にポイントを与えたのは2人とも8回のみ)、もう一人のカバリーニ(伊)は100-89とフルマークでクリチコ優勢だった。
勝者クリチコは「アレオラのアゴの強さはビッグサプライズ。でも私と違って”ヘビーな“経験が決定的に欠けていた」とコメント。次期対戦者に関しては未定とのことだ。リタイア後リングで泣きじゃくったアレオラは「彼に拍手を送りたい。でも私は敗者にはなりたくない。カムバックを約束する」と気持ちを切り替えていた。(三浦勝夫)
この日のクリチコは左ガードを下げ、途中からは右ガードも下げ気味と余裕の構えで挑戦者クリス・アレオラ(米)と対峙。王者は左ジャブをコンスタントに放ち、10センチの身長差を利して終始(長い)距離をキープ。前進を繰り返すアレオラだが、パンチを空転させられ中盤以降、鼻血に染まり、劣勢が明らかになる。9,10ラウンドとクリチコが一方的に攻め込み、10回終了時にアレオラのチーフセコンド、ヘンリー・ラミレスが棄権を申し出た。棄権の理由は「ワンパンチで決まる展開に持ち込むにはクリチコはディフェンスが良過ぎる選手」ということだった。
10回までの公式スコアは森田健氏とホントンカム(タイ)が99-91(挑戦者にポイントを与えたのは2人とも8回のみ)、もう一人のカバリーニ(伊)は100-89とフルマークでクリチコ優勢だった。
勝者クリチコは「アレオラのアゴの強さはビッグサプライズ。でも私と違って”ヘビーな“経験が決定的に欠けていた」とコメント。次期対戦者に関しては未定とのことだ。リタイア後リングで泣きじゃくったアレオラは「彼に拍手を送りたい。でも私は敗者にはなりたくない。カムバックを約束する」と気持ちを切り替えていた。(三浦勝夫)
写真は試合後の勝者クリチコ=Photo/Sumio Yamada=
兄クリチコ、1位アレオラをTKO撃退 WBC世界ヘビー級戦

クリチコの牙城揺るがず--26日(現地時間)米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)が予想通り強く、不敗挑戦者クリストバル・アレオラ(米)を10回終了TKOに撃退。昨年10月に獲得したベルトの2度目の防衛に成功した。
身長2メートル、体重114キロの巨漢、クリチコは、サイズにものを言わせて、挑戦者の肉薄をかわし、ジャブ、右ストレートを浴びせ続けた。タフな挑戦者はよくこれに耐えて27勝24KOの強打を決めようとしたが、ついにその機会は訪れず。ダウンはないものの、毎回のようにポイントを奪われ、10回が終わったところでレフェリー・ストップがかかった。
勝ったクリチコは、これで38勝37KO2敗。弟ウラジミール(IBF&WBO王者)とともに世界ヘビー級3王座を支配している。
写真はアレオラに右ストレートを打ち込むクリチコ=Photo/Sumio Yamada=
身長2メートル、体重114キロの巨漢、クリチコは、サイズにものを言わせて、挑戦者の肉薄をかわし、ジャブ、右ストレートを浴びせ続けた。タフな挑戦者はよくこれに耐えて27勝24KOの強打を決めようとしたが、ついにその機会は訪れず。ダウンはないものの、毎回のようにポイントを奪われ、10回が終わったところでレフェリー・ストップがかかった。
勝ったクリチコは、これで38勝37KO2敗。弟ウラジミール(IBF&WBO王者)とともに世界ヘビー級3王座を支配している。
写真はアレオラに右ストレートを打ち込むクリチコ=Photo/Sumio Yamada=
西部-西日本新人王対抗戦結果
西日本-西部日本新人王対抗戦が26日午後、福岡のクローバープラザで行われ、9階級(バンタム級は棄権により不戦)で接戦が展開された。結果、西部日本(九州&中国)6名、西日本(関西)4名の優勝者は、11月に中日本新人王と全日本新人王戦の出場権を懸けて戦う「西軍代表決定戦」へと駒を進めた。結果は下記の通り(階級順ではなく、試合順)
F 嘉納栄(平仲BS) TKO2R 樋口裕二郎(オール)
SF 川口勝太(オール) 判定4R 宮本達矢(平仲BS)
SB 谷口真一(広島三栄) 判定4R 恒岡朗(大星)
SL 丸岡裕太(尼崎亀谷) 判定4R 高橋甲(ビッグアーム)
W 長嶋謙吾(尼崎) 負傷引分2R 西岡徹(SPANKY.K)
※ 長嶋の勝者扱い
M 下野喜道(西日本ボクシング協会)KO3R 福山和徹(冷研鶴崎)
MM 福原辰弥(本田フィットネス)引分5R 霜尾順也(塚原京都)
※福原の勝者扱い
LF 知念勇樹(琉球)判定5R 本田衛(JM加古川)
B 塚本英生(フジタ) 山本隆寛(尼崎)
※塚本の不戦勝
SFe吉田恭輔(福岡帝拳) 引分5R 西永哲也(進光)
※吉田の勝者扱い
F 嘉納栄(平仲BS) TKO2R 樋口裕二郎(オール)
SF 川口勝太(オール) 判定4R 宮本達矢(平仲BS)
SB 谷口真一(広島三栄) 判定4R 恒岡朗(大星)
SL 丸岡裕太(尼崎亀谷) 判定4R 高橋甲(ビッグアーム)
W 長嶋謙吾(尼崎) 負傷引分2R 西岡徹(SPANKY.K)
※ 長嶋の勝者扱い
M 下野喜道(西日本ボクシング協会)KO3R 福山和徹(冷研鶴崎)
MM 福原辰弥(本田フィットネス)引分5R 霜尾順也(塚原京都)
※福原の勝者扱い
LF 知念勇樹(琉球)判定5R 本田衛(JM加古川)
B 塚本英生(フジタ) 山本隆寛(尼崎)
※塚本の不戦勝
SFe吉田恭輔(福岡帝拳) 引分5R 西永哲也(進光)
※吉田の勝者扱い
2009年9月26日土曜日
黒木指名試合クリア-大差判定でV2
26日、つくばカピオで行われたOPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオン黒木健孝(ヤマグチ土浦)が1位ヘリ・アモル(インドネシア)を判定に下して2度目の防衛に成功した。120-108、120-109、119-108と大差が付いた。グイグイ前進して攻めまくる黒木に対してアモルはガードを固めてバックステップを踏むばかり。しっかり守ってからのカウンターは思い切りがよく脅威だったが反攻はここまで。王者はひるむことなく攻め続けて大差判定勝ちをモノにしている。
セミ10回戦は、日本ウェルター級1位井上庸(ヤマグチ土浦)がインドネシアS・ライト級王者ジャック・マカンと対戦。ブロックの堅いマカンを崩し切れず、大差判定勝ちに留まった。スコアは100-91が2人と100-90。
他のカードの結果は以下の通り/左が勝者
8回戦
山元浩嗣(ワタナベ)TKO1回 古渡良典(ヤマグチ土浦)
高橋竜也(ヤマグチ土浦)判定 北村ダビデ(E&Jカシアス)
6回戦
品部正秀(ボーイズ水戸)判定 桜井康弘(レパード玉熊)
4回戦
苦瓜一斉(ヤマグチ土浦)判定 伊澤和貴(ひたちなか)
海老澤宏太(ヤマグチ土浦)TKO4回 戸叶健市(ボーイズ水戸)
セミ10回戦は、日本ウェルター級1位井上庸(ヤマグチ土浦)がインドネシアS・ライト級王者ジャック・マカンと対戦。ブロックの堅いマカンを崩し切れず、大差判定勝ちに留まった。スコアは100-91が2人と100-90。
他のカードの結果は以下の通り/左が勝者
8回戦
山元浩嗣(ワタナベ)TKO1回 古渡良典(ヤマグチ土浦)
高橋竜也(ヤマグチ土浦)判定 北村ダビデ(E&Jカシアス)
6回戦
品部正秀(ボーイズ水戸)判定 桜井康弘(レパード玉熊)
4回戦
苦瓜一斉(ヤマグチ土浦)判定 伊澤和貴(ひたちなか)
海老澤宏太(ヤマグチ土浦)TKO4回 戸叶健市(ボーイズ水戸)
前王者バスケス、10・10復帰戦決定
眼疾のためリングから遠ざかっていた前WBC世界スーパー・バンタム級王者イスラエル・バスケス(メキシコ)のカムバック戦が決まった。バスケス(31歳)は10月10日、ロサンゼルスのノキア・シアターでアンヘル・プリオロ(コロンビア)を相手に10回戦を行う。バスケスは宿敵ラファエル・マルケスとの激闘がたたり、右目を負傷。一時は現役引退の瀬戸際に立たされた。その間、正規王者から名誉王者に肩書きが変わり、西岡利晃(帝拳)が暫定王座を獲得。さらにバスケスの王座が剥奪され、西岡が正規王者に昇格した経緯がある。
昨年3月のマルケス第3戦以来1年7ヶ月ぶりの試合。ブリオロ戦を主催するのはデラホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)。24日(現地時間)には試合発表会見が開催され、「私はチャンピオンだったので、長く試合から離れて無冠の痛みを感じた。復帰が決まり、それが間近なのが何よりうれしい」とバスケス。以前傘下だったGBPと再契約、というところまでは行っていないが、関係が親密になったのは確かなようだ。
今後バスケスは階級を上げて王座復帰を目指すと公言しており、マルケスとの4戦目が実現してもフェザー級での試合になる。(三浦勝夫)
メイウェザー戦、PPV100万件で売上52億円!
”マネー“ウェザーの面目躍如!先週土曜日ラスベガスで挙行されたウェルター級の無冠戦、フロイド”マネー“メイウェザー-フアン・マヌエル・マルケス戦のPPV契約数が全米で100万件に到達したことがわかった。
主催者の一つHBOが発表したもので、売り上げ金額は5200万ドル(約50億円)に達した。これはヘビー級以外のカードで5番目に高い数字。さすがに2年前のメイウェザー-デラホーヤ戦の240万件には及ばなかったが、同日PPV放送された総合格闘技(UFC)の契約数を30から40万件上回り、ボクシング人気の健在ぶりを印象づけた。
ラスベガスの自宅で休養中のメイウェザーは「試合を生で観戦してくれたファンもPPVで見てくれたファンも、どちらも感謝したい。次回リングに立つ時に向けていい刺激になる」とコメント。ちなみにネバダ州コミッションの発表で、会場MGMグランドの入場料収入は681万1300ドルあった。
主催者の一つHBOが発表したもので、売り上げ金額は5200万ドル(約50億円)に達した。これはヘビー級以外のカードで5番目に高い数字。さすがに2年前のメイウェザー-デラホーヤ戦の240万件には及ばなかったが、同日PPV放送された総合格闘技(UFC)の契約数を30から40万件上回り、ボクシング人気の健在ぶりを印象づけた。
ラスベガスの自宅で休養中のメイウェザーは「試合を生で観戦してくれたファンもPPVで見てくれたファンも、どちらも感謝したい。次回リングに立つ時に向けていい刺激になる」とコメント。ちなみにネバダ州コミッションの発表で、会場MGMグランドの入場料収入は681万1300ドルあった。
第66回東日本新人王準決勝結果
第66回東日本新人王準決勝は25日、後楽園ホールで行われ、これで12階級で決勝進出者が決まった。決勝戦は11月3日に開催される。=写真は菊地-下田戦(S・ライト級)=
この日の結果は以下の通り(左が決勝進出者)。
ミニマム級 鈴木翔(角海老宝石)判定 田村瑞樹(ドリーム)
L・フライ級 加藤研二(野口)不戦 金田聖博(ドリーム)
フライ級 時松友二(熊谷コサカ)判定 山見亮太(シャイアン山本)
S・フライ級 渡邉秀行(ワールド日立)判定 濱田修士(小熊)
バンタム級 益田健太郎(新日本木村)KO1回 楠岡正海(本多)
S・バンタム級 長井一(ワタナベ)判定 杉原孝二(セレス)
フェザー級 今関佑介(花形)判定 沼田純一(石神井S)
S・フェザー級 健太郎マイモンコンプロモーション(TI山形)KO1回 江藤伸悟(白井・具志堅S)
ライト級 有馬啓祐(協栄)不戦 小林和優(湘南RYUJU)
S・ライト級 菊地祐輔(新日本仙台)TKO1回 下田知宏(大橋)
ウェルター級 清水友輔(マーべラス)TKO3回 宮崎辰也(マナベ)
ミドル級 胡朋宏(横浜光)不戦 松信亮次(大橋)
2009年9月25日金曜日
クリチコ114キロ、アレオラ113キロ ヘビー級戦計量
今週土曜日26日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで挙行されるWBC世界ヘビー級タイトルマッチの計量が24日午後(現地時間)同センターの正面広場で行われた。王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)は252ポンド(114.30キロ)、挑戦者クリス・アレオラ(米)はほぼ同じの251ポンド(113.85キロ)を計測した。これが同センターで3度目の試合となるクリチコ(38歳)は「ロサンゼルスには長く滞在し、友人も多い。快適な環境の中で調整できた。スキルとパンチ力を存分に発揮して勝つ」とサプライズが起きないことを強調。対するメキシコ系ボクサー初のヘビー級王者を目指すアレオラ(28歳)は「私の時間が訪れる。肝っ玉を見せ付けてKO奪取を約束する」と闘志むき出し。
なお、この一戦のジャッジの一人は森田健氏が務める。(三浦勝夫)
東日本新人王準決勝初日結果
いよいよ新人王レースも大詰め――第66回東日本新人王戦は24日、後楽園ホールで準決勝各4回戦が行われた。明日25日も残りの準決勝が開催され、11月3日の決勝進出者が出そろう。
24日の結果は以下のとおり(左が決勝進出者)。
ミニマム級 三田村拓也(ワールドS)判定 濱田健一郎(横浜さくら)
Lフライ級 前田健太(角海老宝石)判定 小俣達也(新田)
フライ級 塩澤直紀(角海老宝石)不戦 堀陽太(横浜光)
Sフライ級 野崎雅光(八王子中屋)判定 久保幸平(セレス)
バンタム級 森島勇治(大橋)KO3回 中島聖規(マナベ)
Sバンタム級 鳥本大志(角海老宝石)判定 宇津見義広(ヨネクラ)
フェザー級 緒方勇希(角海老宝石)判定 八戸保頼(日東)
Sフェザー級 石川昇吾(新日本木村)不戦 打馬王那(ワタナベ)
ライト級 今井信成(ワタナベ)判定 ジェームス村重(KG大和)
Sライト級 相馬ホタカ(新日本カスガ)判定 土井政弘(ヨネクラ)
ウェルター級 新藤寛之(宮田)不戦 伊藤修平(ドリーム)
ミドル級 加藤大樹(宮田)判定 西田光(新田)
24日の結果は以下のとおり(左が決勝進出者)。
ミニマム級 三田村拓也(ワールドS)判定 濱田健一郎(横浜さくら)
Lフライ級 前田健太(角海老宝石)判定 小俣達也(新田)
フライ級 塩澤直紀(角海老宝石)不戦 堀陽太(横浜光)
Sフライ級 野崎雅光(八王子中屋)判定 久保幸平(セレス)
バンタム級 森島勇治(大橋)KO3回 中島聖規(マナベ)
Sバンタム級 鳥本大志(角海老宝石)判定 宇津見義広(ヨネクラ)
フェザー級 緒方勇希(角海老宝石)判定 八戸保頼(日東)
Sフェザー級 石川昇吾(新日本木村)不戦 打馬王那(ワタナベ)
ライト級 今井信成(ワタナベ)判定 ジェームス村重(KG大和)
Sライト級 相馬ホタカ(新日本カスガ)判定 土井政弘(ヨネクラ)
ウェルター級 新藤寛之(宮田)不戦 伊藤修平(ドリーム)
ミドル級 加藤大樹(宮田)判定 西田光(新田)
2009年9月24日木曜日
挑戦者カサレスが練習公開 30日の世界S・フライ級戦
メキシコでの2カ月間の調整で150~160回のスパーリングを積んだというカサレスは名城のプレッシャーに対応するため5階級上のライト級選手とも手合わせしてきたことを告白。「名城は強くボクサーだが欠点も持ち合わせている。防御が弱くクレバーさに欠ける」と切り捨てた。指摘の根拠は名城戦を映像で分析した結果による。
「気力と根性でボクシングをしている印象。そういう欠点をついていきたい」。前回初防衛戦は挑戦者冨山浩之介(ワタナベ)から1、6回に2度ダウンを奪われる絶体絶命の危機から8回逆転TKO勝利。その攻撃力に敬意は抱いても防御にはつけ込むスキありと見ている。
この言葉に反応したのが名城陣営の藤原俊志トレーナー。シャドーやサンドバック打ちで得意のスイッチを惜しげもなく見せつけた挑戦者に対し「かっこよくやっているのに、格好よく見えないのはうまくないから。どうすれば攻略できるか考えてみていたが、早速3つくらいできた。名城はクレバーじゃない?そう思ってもらえる時点でカサレスはクレバーじゃない。過信している」と厳しい口調で反論した。
マヨルガ総合格闘技転向か?
元世界ウェルター級&S・ウェルター級王者で、派手なキャラクターで売ったリカルド・マヨルガ(ニカラグア)がMMA(総合格闘技)への転向を表明し、話題となっている。
今週月曜日(現地時間)マイアミで記者会見を開いたマヨルガ(35歳)は「だいぶ前からMMAに参戦したいと希望していた。私はニカラグアのストリートでファイトすることを覚え、その後ボクシングを学んだナチュラル・ファイター。ルールが厳しいボクシングよりも自分に合っているかもしれない」と発言。参戦を望む最大の理由はドン・キング・プロモーターとの確執だとマヨルガは明かしている。と言っても、ボクシングを完全に捨てるわけではなく、条件次第でカムバックすることも考えているという。
すでに格闘技デビューの相手としてアメリカンフットボールの元スター、ハーシェル・ウォーカーの名前があがっている。こちらは47歳と高齢だが、テコンドーの黒帯所持者で、冬季オリンピックのボブスレー競技の米国代表に選ばれたほどの猛者。しかもヘビー級ということもマヨルガを悩ましそうだ。
ちなみにマヨルガは昨年9月、シェーン・モズリーに最終回残り1秒でKO負けを喫して以来、リングに上がっていない。
今週月曜日(現地時間)マイアミで記者会見を開いたマヨルガ(35歳)は「だいぶ前からMMAに参戦したいと希望していた。私はニカラグアのストリートでファイトすることを覚え、その後ボクシングを学んだナチュラル・ファイター。ルールが厳しいボクシングよりも自分に合っているかもしれない」と発言。参戦を望む最大の理由はドン・キング・プロモーターとの確執だとマヨルガは明かしている。と言っても、ボクシングを完全に捨てるわけではなく、条件次第でカムバックすることも考えているという。
すでに格闘技デビューの相手としてアメリカンフットボールの元スター、ハーシェル・ウォーカーの名前があがっている。こちらは47歳と高齢だが、テコンドーの黒帯所持者で、冬季オリンピックのボブスレー競技の米国代表に選ばれたほどの猛者。しかもヘビー級ということもマヨルガを悩ましそうだ。
ちなみにマヨルガは昨年9月、シェーン・モズリーに最終回残り1秒でKO負けを喫して以来、リングに上がっていない。
次はパッキアオ、モズリー? 復帰したメイウェザー
フアン・マヌエル・マルケスを大差の判定で下して21ヶ月ぶりに復帰を果たしたフロイド・メイウェザー。試合後の会見では相手のマルケスを「タフそのもの」と評し、「カムバックして(現役)ナンバー2に勝ったのだから・・・」と復帰の感触をつかんだ発言。そして体重のことをたずねられると「計量前、145ポンド半あった。ジョギングして145ポンドまで落とそうとしたが」(実際は146ポンドを計測)と回答。端から実質的な契約ウェイトの144ポンドを守る意志がなかったことを明かした。
勝利コールを受けたリングではシェーン・モズリー(WBA世界ウェルター級スーパー王者)と激しく舌戦を繰り広げる場面があった。さらに会見でも場を取り仕切ったプロモーター、オスカー・デラホーヤがメイウェザーの次戦の対戦者として盟友モズリーを強く推す発言。だが、これはデラホーヤが自己アピールしすぎとの声が多い。モズリーは次戦でジョシュア・クロッティと対戦することが内定しており、まずその試合に勝つことが先決だ。メイウェザーも「私とどうのこうのよりも、目先の試合を心配してほしい」とピシャリ。
一方、ファンがもっとも望むパッキアオとの対決に関して「コットとの一戦がどんな結果になるか」とメイウェザーは静観する。いずれにせよ、”マネー“ウェザーは以前シュガー・レイ・レナードが採ったビッグマッチ限定のカムバック、というかたちでリングに登場する公算が高い。今回のマルケス戦の出来から、もしパッキアオと戦っても有利の予想が成り立つだろう。
勝利コールを受けたリングではシェーン・モズリー(WBA世界ウェルター級スーパー王者)と激しく舌戦を繰り広げる場面があった。さらに会見でも場を取り仕切ったプロモーター、オスカー・デラホーヤがメイウェザーの次戦の対戦者として盟友モズリーを強く推す発言。だが、これはデラホーヤが自己アピールしすぎとの声が多い。モズリーは次戦でジョシュア・クロッティと対戦することが内定しており、まずその試合に勝つことが先決だ。メイウェザーも「私とどうのこうのよりも、目先の試合を心配してほしい」とピシャリ。
一方、ファンがもっとも望むパッキアオとの対決に関して「コットとの一戦がどんな結果になるか」とメイウェザーは静観する。いずれにせよ、”マネー“ウェザーは以前シュガー・レイ・レナードが採ったビッグマッチ限定のカムバック、というかたちでリングに登場する公算が高い。今回のマルケス戦の出来から、もしパッキアオと戦っても有利の予想が成り立つだろう。
板垣、蔦谷らランクイン 三浦、矢代、江口の元王者引退――最新日本ランキング
JBCの9月度ランキングが決まった。今月はチャンピオン交代はなく、ミニマム級八重樫東(大橋)、S・フライ級中広大悟(広島三栄)の2王者が防衛に成功。またフライ級王者の清水智信(金子)がノンタイトル戦に勝利した。
新たにランク入りしたのは、フライ級11位に板垣幸司(広島三栄)、S・バンタム級10位に蔦谷貴法(博多協栄)、S・フェザー級12位の阿部展大(角海老宝石)。ほか、バンタム級では元S・フライ級王者のサラリーマン徹平(菊井徹平=花形)が12位に復帰した。
逆に今月は三浦数馬(S・バンタム級=ドリーム)、矢代義光(S・フェザー級=帝拳)、江口啓二(ミドル級=姫路木下)の3人の元王者の引退届が出され、それぞれランキングから消えた。
新たにランク入りしたのは、フライ級11位に板垣幸司(広島三栄)、S・バンタム級10位に蔦谷貴法(博多協栄)、S・フェザー級12位の阿部展大(角海老宝石)。ほか、バンタム級では元S・フライ級王者のサラリーマン徹平(菊井徹平=花形)が12位に復帰した。
逆に今月は三浦数馬(S・バンタム級=ドリーム)、矢代義光(S・フェザー級=帝拳)、江口啓二(ミドル級=姫路木下)の3人の元王者の引退届が出され、それぞれランキングから消えた。
日本にS・ミドル級超ランキング設置
JBC(日本ボクシングコミッション)の9月度ランキングから、新たにS・ミドル級超(76.2キロ~)の4クラスが設けられることになった。24日行われた同ランキング委員会にて決まった。現状ミニマム~ミドル級の13階級に加え、今後はS・ミドル、L・ヘビー、クルーザー、ヘビーのそれぞれ重量級が“登場”する。
これまで日本のランキングは昭和32(1957)年にヘビー級王座を一度設けたきりで、選手数の少なさからS・ミドル級以上の重いクラスが存在しなかった。しかし近年、重量級ランキング設置の機運が高まり、このたびつくられることになった。
もっとも、現在S・ミドル級以上で活動するボクサーの数はランキングを整備できるほど多くなく、今回はまず枠をつくった形。具体的に選手がランクされたわけではないが、いままでは存在すらしなかった日本重量級だけに、これを励みにボクサーを志す若者も増えるかもしれない。
今年は9月14日現在、S・ミドル級以上でライセンス更新した選手が15人。さらに東日本ボクシング協会によると、年内予定のプロテストを受験する見込みの選手も東日本だけで10人いるという。安河内剛JBC事務局長は「協会と協力しながら、これら重量級ボクサーの育成をしつつ、ランキングに載せられるような選手をひとりでも多くつくっていければ」と方針を語った。
これまで日本のランキングは昭和32(1957)年にヘビー級王座を一度設けたきりで、選手数の少なさからS・ミドル級以上の重いクラスが存在しなかった。しかし近年、重量級ランキング設置の機運が高まり、このたびつくられることになった。
もっとも、現在S・ミドル級以上で活動するボクサーの数はランキングを整備できるほど多くなく、今回はまず枠をつくった形。具体的に選手がランクされたわけではないが、いままでは存在すらしなかった日本重量級だけに、これを励みにボクサーを志す若者も増えるかもしれない。
今年は9月14日現在、S・ミドル級以上でライセンス更新した選手が15人。さらに東日本ボクシング協会によると、年内予定のプロテストを受験する見込みの選手も東日本だけで10人いるという。安河内剛JBC事務局長は「協会と協力しながら、これら重量級ボクサーの育成をしつつ、ランキングに載せられるような選手をひとりでも多くつくっていければ」と方針を語った。
内藤-亀田激突は11・29さいたまスーパーアリーナ!
すでに既定事項だった内藤大助と亀田興毅が激突するWBC世界フライ級タイトルマッチが24日正式発表になった。両者は11月29日、さいたまスーパーアリーナで対戦する。今日行われた記者会見には、王者・内藤と挑戦者で同3位・亀田興毅が同席。早々始まった舌戦は、3回KOをブチ上げてアグレッシブに仕掛ける挑戦者がリードといったところか。もっとも王者もこの攻勢をがっちり受け止めて、リング同様タフなところを見せた。
大会の詳細は以下の通り
●11月29日/さいたまスーパーアリーナ/午後4時第一試合開始
●チケット券種/105000円/52500円/31500円/21000円/10500円/6300円※9月26日午前10時よりローソンチケット、チケットぴあ、イープラス、CNプレイガイド、アークのウェブサイトで特別先行予約開始。
●問い合わせ/タイトルマッチ事務局03-6416-0059(平日11時~17時)
2009年9月22日火曜日
バレロの米国進出困難に ビザ発給されず
WBC世界ライト級チャンピオン、エドウィン・バレロ(ベネズエラ)が窮地に立たされている。パッキアオらビッグマッチを見据えてアメリカに居住していたバレロだったが、なんと滞米ビザの発給を当局から拒絶されたというのだ。これより先、ラスベガスの試合を管轄するネバダ州のライセンス取得に道が開けたという朗報があったばかりで、25戦全KO勝ちの怪物王者にとってはとんだ暗転である。ビザの発給を拒絶された理由は明らかではない。「たびたび問題を起こしていた」という説もある一方で、バレロ本人は「(反米の急先鋒として有名な)チャベス大統領と自分が親しいための嫌がらせだ」と主張している。
当初11月14日のパッキアオーコット戦の前座でWBC世界S・フェザー級王者ウンベルト・ソト(メキシコ)と対戦が予定されていたが、これも中止に。今のところ、12月12日にベネズエラのカラカスで自らが主催してタイトル防衛戦を計画しているが、本当に実現できるかどうかは、はっきりしていない。
バレロ(27)は4月にピタルア(メキシコ)をKOして2階級目となるライト級王座についていた。
藤本が東洋女子王座に
21日の坂田-プトラ戦セミで行なわれたOPBF東洋太平洋女子S・フライ級王座決定10回戦は、2位・藤本りえ(協栄)が1位・ミシェル・プレストン(ニュージーランド)に判定勝ちして初代女王の座に就いた。=写真=
出だしはプレストンにアウトボクシングを許した藤本だが、2回からボディーショットでプレストンを追い回してペース掌握。ボディーから右を顔面に返して攻め立てる。プレストンも手数で抵抗したが消耗は明らかで、98-93.99-92(2人)の大差スコアで藤本の手が上がった。藤本は4勝2KO1敗。ツナミの保持するWBA同級王座挑戦を希望している。
また長らく日本S・バンタム級上位を占める瀬藤幹人(協栄)はノーランカー片山功(中内)に3回TKO勝ち。力量差のある相手に右ストレートをビシビシと決め、一方的となった3回にストップしたもの。1位までランクを上げながら5月の試合で芹江匡晋(伴流)に敗れ、タイトル挑戦から後退した瀬藤だがあきらめていない。現在のランキングは2位。戦績を29勝16KO8敗1分とした。
そのほか、この日の試合結果は以下の通り(左が勝者)。
6回戦 小沼直也(協栄)KO3回 大崎展幸(F・I)
4回戦 中村雅敏(協栄)TKO3回 茂木健次(国際)
4回戦 古川光治(角海老宝石)判定 ダンディ佐藤(協栄)
4回戦 山下了我(協栄)TKO3回 加藤靖典(協栄カヌマ)
4回戦 三輪俊輔(渡嘉敷)TKO2回 黒田秀樹(F・I)
坂田2回KO勝ち 再起2戦目
サウスポーのプトラをボディーから攻めた坂田は2回、右ストレートをうまく顔面にヒットし、返しの左フック。効かされたプトラは追撃でたまらずダウン。マーチン主審に10カウントを数えられた。再起第1戦の全戦ではタフな韓国人相手にフルラウンド戦い、ヒヤリとする被弾もあった坂田だが、この日はプロキャリア8戦(5勝2KO3敗)のプトラを危なげなく沈めた。
坂田の快勝を受けて金平桂一郎会長は「9月30日の名城-カサレス戦の勝者に挑みたい」と発言。年末か来年早々の世界挑戦に向け交渉する考えを明らかにした。その気の坂田も「2階級制覇を目ざして頑張ります。挑戦する時が獲る時」と意気込んでいた。坂田の戦績は35勝16KO5敗2分。
2009年9月21日月曜日
シルベスターが空位の王座獲得 IBFミドル級決定戦
IBF世界ミドル級王座決定戦は19日ドイツのニューブランデンブルグで行われたが、2位セバスチャン・シルベスター(独)が1位ジョバンニ・ロレンソ(ドミニカ共和国)と激闘の末2-1のスプリット・デシジョンで勝ち、新チャンピオンとなった。
この王座は、安泰王者だったアルツール・アブラハム(アルメニア)がS・ミドル級に上げスーパー6トーナメントに出場するため返上していたもの。スコアは、2ジャッジが116-112、115-113でシルベスターの勝ち、残る1人は逆に116-111でロレンソの勝ちとしていた。
新王者シルベスター(29)は、32勝15KO3敗、昨年11月の初挑戦では、WBA王者フェリックス・シュトゥルム(ドイツ)に判定負けしていた。敗れたロレンソ(28)は、27勝19KO2敗。
この王座は、安泰王者だったアルツール・アブラハム(アルメニア)がS・ミドル級に上げスーパー6トーナメントに出場するため返上していたもの。スコアは、2ジャッジが116-112、115-113でシルベスターの勝ち、残る1人は逆に116-111でロレンソの勝ちとしていた。
新王者シルベスター(29)は、32勝15KO3敗、昨年11月の初挑戦では、WBA王者フェリックス・シュトゥルム(ドイツ)に判定負けしていた。敗れたロレンソ(28)は、27勝19KO2敗。
2009年9月20日日曜日
リナレスがGBPと契約、米国進出へ

WBA世界S・フェザー級王者ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)がオスカー・デラホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)とプロモート契約。いよいよ本格的に米国のリングでビッグマッチに向け乗り出すことになった。ラスベガスで練習中のリナレス(24)は、メイウェザーのカムバック戦の行われた19日(現地時間)市内のホテルでデラホーヤ・プロモーター、そのパートナーのバーナード・ホプキンスらと一緒に記者会見に臨み、契約を結んだことを正式に発表した。
デラホーヤ・プロモーターから「私のニックネームと同じ“ゴールデンボーイ”と呼ばれる選手、今世界でもっとも賢いボクサーの1人」と紹介されたリナレスは、少年時代からのアイドルと一緒にいることに興奮気味。「アメリカの試合が今から待ちきれない! このチャンスをもらえてとてもうれしい。本田(明彦)会長に感謝します」とあいさつした。
またデラホーヤ・プロモーターは「リナレスの試合を見た人は誰でも、彼がパウンド・フォー・パウンドで最高のボクサーの1人であることを知っている。残念ながらこれまで(米国では)彼の試合を見た人は少なかったが、これからは違う。彼は注目を集め、よりふさわしいビッグ・ファイトに出られるだろう」と期待を込めて語った。同時に「英語も勉強中」とプッシュ。リナレスは母国語のスペイン語とともに日本語もかなりしゃべるが、今後は米国でスターダムにつくために必要な英語もマスターする必要がある。
リナレスは10月10日に東京・代々木第二体育館で不敗の挑戦者(同級6位)フアン・カルロス・サルガド(メキシコ)相手に2度目の防衛戦を予定しており、これをかたづけた後で、米国の試合に向かうことになる。なおリナレスは今後も帝拳ジム所属であることに変わりなく、厳密には米国で行う試合について、GBPと帝拳プロモーションが共同でプロモートすることになる。
写真はデラホーヤ㊨、ホプキンスと記者会見に臨むリナレス
デラホーヤ・プロモーターから「私のニックネームと同じ“ゴールデンボーイ”と呼ばれる選手、今世界でもっとも賢いボクサーの1人」と紹介されたリナレスは、少年時代からのアイドルと一緒にいることに興奮気味。「アメリカの試合が今から待ちきれない! このチャンスをもらえてとてもうれしい。本田(明彦)会長に感謝します」とあいさつした。
またデラホーヤ・プロモーターは「リナレスの試合を見た人は誰でも、彼がパウンド・フォー・パウンドで最高のボクサーの1人であることを知っている。残念ながらこれまで(米国では)彼の試合を見た人は少なかったが、これからは違う。彼は注目を集め、よりふさわしいビッグ・ファイトに出られるだろう」と期待を込めて語った。同時に「英語も勉強中」とプッシュ。リナレスは母国語のスペイン語とともに日本語もかなりしゃべるが、今後は米国でスターダムにつくために必要な英語もマスターする必要がある。
リナレスは10月10日に東京・代々木第二体育館で不敗の挑戦者(同級6位)フアン・カルロス・サルガド(メキシコ)相手に2度目の防衛戦を予定しており、これをかたづけた後で、米国の試合に向かうことになる。なおリナレスは今後も帝拳ジム所属であることに変わりなく、厳密には米国で行う試合について、GBPと帝拳プロモーションが共同でプロモートすることになる。
写真はデラホーヤ㊨、ホプキンスと記者会見に臨むリナレス
=PHOTO/SUMIO YAMADA=
ジョンV12、因縁のフアレスとの再戦に勝つ
メイウェザー-マルケス戦と同じリングで行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチは、王者クリス・ジョン(インドネシア)が1位ロッキー・フアレス(米)との再戦を3-0判定で勝利し、保持するタイトルの12度目の防衛に成功した。
ジョンは今年2月フアレスの地元で対戦し接戦の末引き分けで王座を死守したが、判定が論議を呼び、今回の再戦となったもの。11回まで優勢に進めていたジョンは、最終回後半にフアレスの左フックでグラつき、ダウン寸前のピンチに陥った。しかしこれはクリンチでかわしてことなきをえた。スコアは1人は114-113と接近していたが、残る2人は119-109、117-111と明白な差がついていた。
空位のWBO世界ライト級暫定王座決定戦は、元J・ライト級王者マイケル・カツディス(豪)がビセンテ・エスコベド(米)に3-0判定で勝ち、暫定チャンピオンとなった。
ジョンは今年2月フアレスの地元で対戦し接戦の末引き分けで王座を死守したが、判定が論議を呼び、今回の再戦となったもの。11回まで優勢に進めていたジョンは、最終回後半にフアレスの左フックでグラつき、ダウン寸前のピンチに陥った。しかしこれはクリンチでかわしてことなきをえた。スコアは1人は114-113と接近していたが、残る2人は119-109、117-111と明白な差がついていた。
空位のWBO世界ライト級暫定王座決定戦は、元J・ライト級王者マイケル・カツディス(豪)がビセンテ・エスコベド(米)に3-0判定で勝ち、暫定チャンピオンとなった。
メイウェザー復活!マルケスに圧勝
プリティボーイが帰ってきた! 19日ラスベガスのMGMグランド・ガーデンで行われた注目のウェルター級12回戦は、1年9カ月ぶりにリングに上がった元5階級世界王者のフロイド・メイウェザー(米)が、3階級世界王者フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)にワンサイドの判定勝ちを飾った。不敗記録も維持し、40勝25KOとしている。
KOこそならなかったものの、試合はメイウェザーのワンマンショー。2回に左フックでダウンを奪ったのをはじめ、終始マイ・ペースで試合を運んだ。マルケスは勇敢に戦ったが、最後まで自分のボクシングをさせてもらえなかった。スコアは、118-109、120-107、119-108と圧勝だった。現在のパウンド・フォー・パウンド・キング、マニー・パッキアオの地位を脅かすメイウェザーの鮮やかなカムバック。これで世界中量級のリングは面白くなってきた--。
KOこそならなかったものの、試合はメイウェザーのワンマンショー。2回に左フックでダウンを奪ったのをはじめ、終始マイ・ペースで試合を運んだ。マルケスは勇敢に戦ったが、最後まで自分のボクシングをさせてもらえなかった。スコアは、118-109、120-107、119-108と圧勝だった。現在のパウンド・フォー・パウンド・キング、マニー・パッキアオの地位を脅かすメイウェザーの鮮やかなカムバック。これで世界中量級のリングは面白くなってきた--。
2009年9月19日土曜日
和田峯-家住のL・フライ級統一戦決定 12月8日東京で
東洋太平洋L・フライ級のチャンピオン統一戦が決定。正規王者和田峯幸生(筑豊)対同暫定王者家住勝彦(レイスポーツ)のチャンピオン統一戦(12回戦)が12月8日、後楽園ホールで挙行されることになった--と家住の所属するレイスポーツジム佐藤達雄会長が19日明らかにした。
和田峯は昨年11月に決定戦に勝ち空位の王座をゲットしたが、交通事故に遇い頭部を負傷。このため決まっていた家住相手の初防衛戦は中止に。これを受けて7月に暫定王者決定戦が行われ、家住が日本2位(当時)山中力(帝拳)との倒し合いを制して暫定王者になっていた。
和田峯(28)は25勝19KO3敗1分。家住(29)は26勝19KO7敗3分。
和田峯は昨年11月に決定戦に勝ち空位の王座をゲットしたが、交通事故に遇い頭部を負傷。このため決まっていた家住相手の初防衛戦は中止に。これを受けて7月に暫定王者決定戦が行われ、家住が日本2位(当時)山中力(帝拳)との倒し合いを制して暫定王者になっていた。
和田峯(28)は25勝19KO3敗1分。家住(29)は26勝19KO7敗3分。
元王者福島敗る! 新鋭天笠が2-0判定勝ち
元日本&東洋太平洋S・バンタム級王者で現日本バンタム級6位の福島学(花形)対日本フェザー級5位・天笠尚(HS山上)の8回戦は19日夜後楽園ホールで行われた。終始接戦の末天笠が2-0判定でベテランを制した。長身の天笠は変則福島が低くくるところに長い左フックを好打していいスタート。2回には右を決めて福島を倒す(公式判定はスリップ)など、やや優勢裡に試合を進めた。福島も経験を活かして接近戦で挽回しようと試みたが、一歩及ばず。3ジャッジの採点は、78-75(福地)、77-76(マーチン)と2人が天笠の勝ちとし、残る1人(土屋)は76-76のドローだった。
天笠(23)はこれで7連勝を飾り、レコードを14勝11KO3敗2分とした。一方元世界挑戦者の福島(35)は48戦35勝19KO9敗4分。1引き分けを挟んで5連勝と復調しつつあっただけに痛い敗北だが、それでも「まだやれると思う」と現役継続を表明している。
セミのS・バンタム級8回戦は、ノーランクの蔦谷貴法(博多協栄)が日本同級8位中嶋孝文(ドリーム)に最終8回55秒KO勝ち。3回に左フックでダウンを奪ったものの、キャリアで勝る中嶋が盛り返し8回へ。ここで蔦谷の右ストレートが決まり、中嶋再びダウン。立ったものの、主審にKOを宣告された。殊勲の蔦谷(23)は、アマで60戦を超す元インターハイ王者。この日の勝利でプロ5連勝3連続KO勝ちをマークした。
関本純太(勝又)-小野澤洋次郎(ワタナベ)のフェザー級8回戦は両者カットして5回負傷判定の引き分け。S・ライト級6回戦では、日本11位の尹文鉉(ドリーム)が斉藤正樹(湘南RYUJU)に判定勝ちし、不敗を維持した(7勝2KO)。
前ミドル級王者江口が引退

前日本ミドル級王者の江口啓二(姫路木下)が引退することになった。所属ジムがウェブサイトで発表したもの。江口は8月のA級ボクサー賞金トーナメント「レイジングバトル」で岳たかはし(新田)に意外な初回TKO負けを喫しており、この試合がラストファイトとなった。同サイトでは引退の理由としてモチベーション維持の難しさや腰痛、経済的な問題が挙げられている。
江口(28歳)は2003年2月に初回KO勝ちでプロデビュー。同年の全日本新人王決勝戦では現OPBF・S・ミドル級王者清田祐三に微差の判定負けするも、元王者の保住直孝らを撃破して浮上。06年12月2日、後楽園ホールで板垣俊彦に10回判定勝ちし日本ミドル級チャンピオンを獲得。この王座は昨年鈴木哲也に敗れるまで5度守った。その間、佐藤幸治のOPBF王座にも挑戦、ダウンを奪いながら初回逆転TKO負けに退いた。
生涯戦績は22戦18勝12KO4敗。大分・宇佐産業科学高校時代は相撲部で全国大会の入賞経験もある異色のチャンピオン。相撲で鍛えた足腰を生かし、柔軟なサウスポースタイルから強打を放った。
「最強後楽園」決勝戦発表
今大会の目玉選手の1人、亀海喜寛(日本S・ライト級1位=帝拳)は「相手は粘り強く苦戦するかもしれませんが、気持ちとしては一方的に勝つつもりです」と宣言。エントリー選手の少ないS・ライト級はいきなりの決勝戦となっただけに、ようやく訪れる舞台に向けて腕をぶしている。相手の小出大貴(日本ライト級3位=緑)はガッツと勢いのあるサウスポーだが「サウスポーとはアマで多く戦い、プロでも3度スイッチ選手と戦っています。それにバレロより強いことはないでしょう」(亀海)。怪物王者とのスパー経験を例に出して自信を示した。たしかに小出もバレロと比べられたらたまらないだろうが……。
なお決勝戦は8回戦で行われ、優勝者はそれぞれ2010年チャンピオンカーニバルへの挑戦権を獲得する。またあわせて「change the throne(王座交代)」とデザインされたウィナーズ・フラッグが贈呈されることも発表された。
以下は決勝の組み合わせ。
《L・フライ級》 須田拓弥(沼田)-滝澤卓(タキザワ)
《S・フライ級》 杉田純一郎(ヨネクラ)-佐藤洋太(協栄)
《S・バンタム級》 玉越強平(千里馬神戸)-田内絹人(横浜光)
《S・フェザー級》 川村貢治(ワタナベ)-岡田誠一(大橋)
《S・ライト級》 亀海喜寛(帝拳)-小出大貴(緑)
《S・ウェルター級》 チャールズ・ベラミー-池田好治(宮田)
多田と富樫がチャンピオン対決へ

日本初、女子世界王者同士によるタイトルマッチが12月6日、大阪南港のATCホールで開催されることが18日、発表された。WBA女子世界ミニマム級王者・多田悦子(フチュール)がWBC女子世界ライトフライ級王者・富樫直美(ワタナベ)と激突。ウエートはミニマム級で行われる。WBCの承認はすでに得て、あとはWBAの回答を待つばかりという。
多田はジムがある京都市で会見し「ボクシングだけどアートに近づけます」と決意表明。前日、理髪店で髪をバッサリ切って臨んだ会見。消化不良の小差判定勝利に終わった前回初防衛戦のモヤモヤを断ち切る覚悟を行動で示した。「きれいサッパリ洗い流そうと思った。前回はKOしようと色気を出し過ぎ。今までやってきたボクシングをする」と続けた。
両者はアマ時代の2006年3月に対戦経験があり多田が3回ポイント勝ち。富樫はその負けをバネにプロ転向後、飛躍。再戦を熱望してきただけに「根に持ったらアカン。未練たらしい」と返り討ちにする意気込みを示した。ジム特別顧問の元世界王者・畑山隆則氏は「引き出しの多さでは多田。女子ボクシング人気の起爆剤になれば」と期待した。
リゴンドウ、プロ3連勝
シドニー&アテネ五輪金メダリスト、ギエルモ・リゴンドウ(キューバ)が18日(現地時間)米フロリダ州マイアミビーチでS・バンタム級10回戦を行い、ジオバニ・アンドラーデ(ブラジル)に3回2分53秒TKO勝ちを収めた。
コーナーにフレディ・ローチ・トレーナーが就いたリゴンドウはサウスポースタイルから左を上下に決めてリード。2回、ダウンを奪ったキューバ人は左ボディーを連発。3回、同じパンチで倒すと、アンドラーデは続行に応じることが出来なかった。
アマで243勝4敗という快記録を持つリゴンドウ(28歳)はプロ入り後、3戦3KO勝ち。アンドラーデ(39歳)は51勝41KO12敗。
同じリングでは昨年の北京五輪金メダリスト、フェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)がオマール・ブラウン(米)を初回3度倒して1分28秒TKO勝ち。ディアスはプロ転向後、2戦2KO勝ち。
コーナーにフレディ・ローチ・トレーナーが就いたリゴンドウはサウスポースタイルから左を上下に決めてリード。2回、ダウンを奪ったキューバ人は左ボディーを連発。3回、同じパンチで倒すと、アンドラーデは続行に応じることが出来なかった。
アマで243勝4敗という快記録を持つリゴンドウ(28歳)はプロ入り後、3戦3KO勝ち。アンドラーデ(39歳)は51勝41KO12敗。
同じリングでは昨年の北京五輪金メダリスト、フェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)がオマール・ブラウン(米)を初回3度倒して1分28秒TKO勝ち。ディアスはプロ転向後、2戦2KO勝ち。
メイウェザー2ポンド超の146。マルケスは142

明日19日ラスベガスで挙行されるビッグマッチ、フロイド・メイウェザー(米)対フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の前日計量が会場のMGMグランド・ガーデンで行われ、メイウェザーは146ポンド(66.22キロ)、マルケスは142ポンド(64.41キロ)を計測した。
試合はウェルター級リミット147ポンドで行われるが、両者は体重が144ポンド(65.32キロ)を超過した場合、罰金が科されることで合意していた。その額は1ポンドオーバーに付き、30万ドル。2ポンド超のメイウェザーには60万ドル(約5700万円)報酬をカットされることになる。
注目されたメイウェザーのウェイト。実質的な契約ウェイトまで落とさなかった(落とせなかった?)ことで、彼の優位はより明らかになった。ほぼ限界まで体重を上げたマルケスに対し、明日リングに登場するまで、メイウェザーの体重はより増量すると推測される。賭け率は当初の3-1から5-1でメイウェザー有利と開いている。
1年9ヶ月ぶりにカムバックするメイウェザーには叔父ロジャーのほかに実父フロイド・シニアが久々にコーナーに就くもよう。一方マルケスは自らの尿(小便)を飲用して調整していることで話題となっている。photo=Sumio Yamada
試合はウェルター級リミット147ポンドで行われるが、両者は体重が144ポンド(65.32キロ)を超過した場合、罰金が科されることで合意していた。その額は1ポンドオーバーに付き、30万ドル。2ポンド超のメイウェザーには60万ドル(約5700万円)報酬をカットされることになる。
注目されたメイウェザーのウェイト。実質的な契約ウェイトまで落とさなかった(落とせなかった?)ことで、彼の優位はより明らかになった。ほぼ限界まで体重を上げたマルケスに対し、明日リングに登場するまで、メイウェザーの体重はより増量すると推測される。賭け率は当初の3-1から5-1でメイウェザー有利と開いている。
1年9ヶ月ぶりにカムバックするメイウェザーには叔父ロジャーのほかに実父フロイド・シニアが久々にコーナーに就くもよう。一方マルケスは自らの尿(小便)を飲用して調整していることで話題となっている。photo=Sumio Yamada
2009年9月18日金曜日
宮、判定勝ちも冴えず
OPBF・S・バンタム級12位の宮将来(ヨネクラ)が18日夜、後楽園ホールで比国フェザー級7位フェルナンド・オティックと対戦、8回3-0の判定勝ちした。
宮は左を上下に連射してオティックと対峙。細かい上体の動きと肩越しに決める右クロスでポイントを奪取するが、10勝中8KO(6敗)の強打者オティックもどっしりと構えて応戦する。硬そうなパンチを宮に当てて3回には鼻血を出させた。「相手を見すぎた」という宮はなかなか思い切った攻勢に出れなかったが、7回、左フックを引っかけるようにしてラッキーなダウンをマーク。結果77-76、77-75、78-75のスコアで勝利した。それでもイマイチの内容に控え室で「ダメっすね」。20勝目(13KO1敗1分)を挙げながらも、ここ数戦続くスランプを脱しきれず表情は晴れなかった。
セミでは無敗の日本ウェルター級10位出田裕一(ヨネクラ)が武田浩佑(協栄)に2回2分6秒TKO勝ち。デビュー以来の連勝を12(7KO)に伸ばした。重厚感のある上下の攻めでプレッシャーをかけ、2回にワンツーの右を決めると武田たまらずダウン。レフェリーはカウントを途中でやめて試合をストップした。
この日は8回戦がもう2試合行われており、アマからプロ入りした竹中良(古口)が36歳ベテランの八木橋淑郎(オサム)に4回TKO勝ち、また鈴木拓也(ワールド日立)が佐々木康博(ヨネクラ)に8回TKO勝ちした。
そのほかの試合結果は以下の通り(左が勝者)。
6回戦 竹之内ゆたか(ヨネクラ)KO1回 中嶋裕介(平石)
4回戦 田崎充(青木)判定 葛西考司(極東)
4回戦 安藤仁(W日立)KO3回 宮翔太郎(ヨネクラ)
全日本大学王座 12月12日大阪で
今年度の全日本大学王座決定戦は12月12日に大阪・なみはやドームで開催されることになった。63回目を迎える今年は関東大学リーグ戦の優勝校・拓殖大学と、近畿学生リーグ戦の覇者・同志社大学の間で争われる。試合は11名による対抗戦。(15日発売の本誌10月号で、10月12日とあるのは間違いでした。訂正します。)
バレロ、米国入国を拒否される
アメリカでビッグマッチのチャンスを計画していたKOマシーン、エドウィン・バレロ(ベネズエラ、WBC世界ライト級王者)が、アメリカ再入国時に入国(就労)ビザ取得を拒否されたことが判明した。
拒否された理由については公になっていないが、バレロ本人のコメントによると、反米を政策に掲げるベネズエラのウーゴ・チャベス大統領とバレロが親密な関係にあることが影響しているという。ベネズエラに帰国していたバレロは、家族とともにメキシコのティファナにあるアメリカ領事館でビザを申請したが、面接で発行を拒否された。
もしアメリカ入国が許可されていれば、バレロはネバダ州コミッションが行う脳検査を受けて、11月14日のカードに出場を予定していた。
母国へUターンしたバレロは16日(現地時間)記者会見を開き、今回の事情を説明。同時に12月12日、カラカスで防衛戦を行うことを発表した。相手は1位アントニオ・デマルコ(メキシコ)、WBC暫定王者ミゲール・アコスタ(ベネズエラ)の名が挙がっている。
拒否された理由については公になっていないが、バレロ本人のコメントによると、反米を政策に掲げるベネズエラのウーゴ・チャベス大統領とバレロが親密な関係にあることが影響しているという。ベネズエラに帰国していたバレロは、家族とともにメキシコのティファナにあるアメリカ領事館でビザを申請したが、面接で発行を拒否された。
もしアメリカ入国が許可されていれば、バレロはネバダ州コミッションが行う脳検査を受けて、11月14日のカードに出場を予定していた。
母国へUターンしたバレロは16日(現地時間)記者会見を開き、今回の事情を説明。同時に12月12日、カラカスで防衛戦を行うことを発表した。相手は1位アントニオ・デマルコ(メキシコ)、WBC暫定王者ミゲール・アコスタ(ベネズエラ)の名が挙がっている。
ソト豪快KO アルセは不発
15日(現地時間)のメキシコの独立記念日を祝う興行、もう一つはリゾートタウン、カンクンで挙行された。
タイトル戦の一つは11月にエドウィン・バレロとの対戦が話題に上がるウンベルト・ソト(メキシコ)が挑戦者アリスティデス・ペレス(コロンビア)を相手にWBC世界S・フェザー級王座の防衛戦。
試合はスタートから打撃戦の様相を呈し、派手なパンチの応酬となる。2ラウンド、右でダメージを与えたソトの追撃でペレスが倒れたが主審はカウントせず続行。スリップしたソトだが、連打を見舞うと、ペレスは一度前のめりに倒れかけて後ろへダイブ。懸命に立ち上がったものの、ダメージを引きずりストップされた。タイムは1分21秒。バレロ戦もスリリングな結末必至か?
メインには人気者ホルへ“トラビエソ”アルセ(メキシコ)が登場。IBF・J・バンタム級1位シンピウェ・ノンカーイ(南アフリカ)と空位のIBF同級王座決定戦を行った。
実弟フランシスコがノンカーイに敗れているアルセは弟のリベンジに燃えていた。コーナーにはこの試合からコンビを組むナチョ・ベリスタイン・トレーナーの姿も。しかしアルセの闘志は空振り。突進してボディーを狙うものの、ナンカーイの左右カウンターを浴び続けてポイントを失う。初回にカットした左マブタから血が流れるアルセは後半、挽回するラウンドがあったが、決定打は出なかった。スコアは117-112,116-112,117-111で、いずれもノンカーイが支持された。
傷心のアルセは「今後のことはプロモーターと話し合って決める」と、引退もありの発言をしている。
タイトル戦の一つは11月にエドウィン・バレロとの対戦が話題に上がるウンベルト・ソト(メキシコ)が挑戦者アリスティデス・ペレス(コロンビア)を相手にWBC世界S・フェザー級王座の防衛戦。
試合はスタートから打撃戦の様相を呈し、派手なパンチの応酬となる。2ラウンド、右でダメージを与えたソトの追撃でペレスが倒れたが主審はカウントせず続行。スリップしたソトだが、連打を見舞うと、ペレスは一度前のめりに倒れかけて後ろへダイブ。懸命に立ち上がったものの、ダメージを引きずりストップされた。タイムは1分21秒。バレロ戦もスリリングな結末必至か?
メインには人気者ホルへ“トラビエソ”アルセ(メキシコ)が登場。IBF・J・バンタム級1位シンピウェ・ノンカーイ(南アフリカ)と空位のIBF同級王座決定戦を行った。
実弟フランシスコがノンカーイに敗れているアルセは弟のリベンジに燃えていた。コーナーにはこの試合からコンビを組むナチョ・ベリスタイン・トレーナーの姿も。しかしアルセの闘志は空振り。突進してボディーを狙うものの、ナンカーイの左右カウンターを浴び続けてポイントを失う。初回にカットした左マブタから血が流れるアルセは後半、挽回するラウンドがあったが、決定打は出なかった。スコアは117-112,116-112,117-111で、いずれもノンカーイが支持された。
傷心のアルセは「今後のことはプロモーターと話し合って決める」と、引退もありの発言をしている。
ソーサ大台V10 怪童アルバレスも勝つ
メキシコの独立記念日を祝う興行が15日(現地時間)同国2ヵ所で行われた。
その一つ、プエブラではWBC世界L・フライ級王者エドガル・ソーサ(メキシコ)がオマール“パストール”ソト(プエルトリコ)を迎えて大台の10度目の防衛戦に臨んだ。
序盤、この一戦が2度目の世界戦となるソトがスピードに乗ったブローでソーサを苦しめる。4回終了時の(公開)スコアは2-1で挑戦者がリード。だが地元ファンの声援を背にする王者は回転の速いパンチを上下へ打ち分けてペースを奪回。6回、ソーサの右ストレートでソトがコーナーに崩れると、ドラキュリッヂ主審はそのまま試合ストップを宣した。TKOタイムは2分30秒。いきなりノーカウントでのストップは地元関係者からも「早過ぎる!」との声が多かったが・・・。
体重苦も噂されるソーサだが、このクラスの防衛記録更新に意欲的。今年中に11度目の防衛戦のリングに上がりたいと語っている。
同じリングでは次期チャンピオンの呼び声が高いサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ、19歳)が保持するベルトの一つWBCユース・ウェルター級王座の防衛戦。すでに世界王者級の話題と注目を集めるアルバレスが相手のカルロス・エレラ(アルゼンチン)を右一撃で倒し、初回2分46秒KO勝ち。アルバレスの公式戦績は34勝25KO1分。試合後はラファエル・メンドサ・ビジネスマネジャーもリングに上がり、しきりにアルバレスの強さを吹聴していた。
その一つ、プエブラではWBC世界L・フライ級王者エドガル・ソーサ(メキシコ)がオマール“パストール”ソト(プエルトリコ)を迎えて大台の10度目の防衛戦に臨んだ。
序盤、この一戦が2度目の世界戦となるソトがスピードに乗ったブローでソーサを苦しめる。4回終了時の(公開)スコアは2-1で挑戦者がリード。だが地元ファンの声援を背にする王者は回転の速いパンチを上下へ打ち分けてペースを奪回。6回、ソーサの右ストレートでソトがコーナーに崩れると、ドラキュリッヂ主審はそのまま試合ストップを宣した。TKOタイムは2分30秒。いきなりノーカウントでのストップは地元関係者からも「早過ぎる!」との声が多かったが・・・。
体重苦も噂されるソーサだが、このクラスの防衛記録更新に意欲的。今年中に11度目の防衛戦のリングに上がりたいと語っている。
同じリングでは次期チャンピオンの呼び声が高いサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ、19歳)が保持するベルトの一つWBCユース・ウェルター級王座の防衛戦。すでに世界王者級の話題と注目を集めるアルバレスが相手のカルロス・エレラ(アルゼンチン)を右一撃で倒し、初回2分46秒KO勝ち。アルバレスの公式戦績は34勝25KO1分。試合後はラファエル・メンドサ・ビジネスマネジャーもリングに上がり、しきりにアルバレスの強さを吹聴していた。
2009年9月16日水曜日
中森11ヵ月ぶりに復帰
右ヒザの負傷で長期ブランクをつくっていた中森宏(日本ライト級7位=平仲ボクシングスクール)が15日夜、後楽園ホールで約11ヵ月ぶりのリング。ノーランカーの大久保充(宮田)に5回2分28秒TKO勝ちした。
派手な上体の動きからアッパー、ストレートをヒットする中森だが、大久保の右ストレートをスウェーでかわしきれずハラハラとさせるシーンも。それでも4回に脚を使ったカウンター迎撃のスタイルにチェンジすると、右で大久保の左マブタを切り裂き、5回にこの傷が続行不可能と判断された。
この日はいつも以上にアクロバティックな動きが目立ったが、これは試合前にナジーム・ハメドの映像を見ていた影響だとか。「ガードを下げていても勝てるというところを見せたい」と話していた。昨年、最強後楽園に優勝しながら負傷により日本タイトル挑戦を辞退した男は「年末か来年の最初にはランカーと戦いたい。できればチャンピオンと」と、遅れを取り戻すべく張り切っていた。26勝15KO2敗1分。
セミでは中森の同僚、石垣栄(日本S・フェザー級11位)が阿部展大(角海老宝石)との8回戦に臨んだが、リズムに乗り切れないまま阿部に積極的な攻勢を許し、79-74、80-73、80-72の大差で敗れる波乱。せっかくランク復帰を果たした石垣だがノーランカー相手に痛い一敗を喫した。また女子の元トップアマ、藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)がプロデビュー戦(6回戦)に臨み、WBC女子アトム級15位のリリー・ラチャプラチャジム(タイ)から2度ダウンを奪って2回TKO勝ちした。
そのほかの試合結果は以下の通り(左が勝者)。
6回戦 前田俊(相模原ヨネクラ)KO1回 河端智之(ワタナベ)
4回戦 ブルース・サントス(石川)TKO2回 広瀬尊明(全日本P)
4回戦 新垣翔太(白井・具志堅S)判定 熊澤祥大(石川)
4回戦 岳原景太(平中BS)判定 三浦毅一(楠三好)
4回戦 若狭達也(石川)判定 渡部直樹(F赤羽)
4回戦 伊藤隆史(花形)TKO1回 山本雄司(シャイアン山本)
2009年9月15日火曜日
「ボクシング・ビート」10月号本日発売!
2009年9月14日月曜日
カルデロン、マルティネス地元で防衛成功
再戦も接戦、そして負傷判定結末となった。
12日(現地時間)プエルトリコのサンフアンで行われたWBO世界J・フライ級戦は王者イバン“アイアンボーイ”カルデロン(プエルトリコ)が挑戦者1位ロデル・マヨール(比)とダイレクト・リマッチ。6月の第1戦同様、プレスをかけるマヨールに王者がカウンターパンチで対処する展開。そして7回、またも両者の頭がクラッシュ。試合は止められ、勝敗はそれまでのスコアにゆだねられることに。今回も採点は割れ、2ジャッジが68-65でカルデロン、もう一人は同スコアでマヨール。2-1でプエルトリコ人が支持された。
前回は負傷ドローに終わったが、まるで初戦をコピーするような内容と結末。苦戦の王者は「マヨールはとても頭のいい選手。勝利のためにものすごい努力が必要だった」と語った。
もう一つのタイトル戦、WBO世界J・ライト級戦は王者ラモン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)が前日に挑戦者に抜擢されたフェイデル・ビロリア(コロンビア)に9回KO勝ちで初防衛。マルティネスはボディーアタックで優位に立ち、9回ダウンを奪って仕留めたもの。
12日(現地時間)プエルトリコのサンフアンで行われたWBO世界J・フライ級戦は王者イバン“アイアンボーイ”カルデロン(プエルトリコ)が挑戦者1位ロデル・マヨール(比)とダイレクト・リマッチ。6月の第1戦同様、プレスをかけるマヨールに王者がカウンターパンチで対処する展開。そして7回、またも両者の頭がクラッシュ。試合は止められ、勝敗はそれまでのスコアにゆだねられることに。今回も採点は割れ、2ジャッジが68-65でカルデロン、もう一人は同スコアでマヨール。2-1でプエルトリコ人が支持された。
前回は負傷ドローに終わったが、まるで初戦をコピーするような内容と結末。苦戦の王者は「マヨールはとても頭のいい選手。勝利のためにものすごい努力が必要だった」と語った。
もう一つのタイトル戦、WBO世界J・ライト級戦は王者ラモン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)が前日に挑戦者に抜擢されたフェイデル・ビロリア(コロンビア)に9回KO勝ちで初防衛。マルティネスはボディーアタックで優位に立ち、9回ダウンを奪って仕留めたもの。
ケスレル、ウォード対決に向けて勝つ
スーパー・ミドル級トーナメント「スーパー6」開幕に受けて、出場する6選手のうち2人が12日(現地時間)前哨戦を行った。
前哨戦といってもWBA世界S・ミドル級王者ミケル・ケスレル(デンマーク)は王座防衛戦、しかも挑戦者1位グスミル・ペルドモ(ベネズエラ)を迎えての指名戦だった。地元デンマーク、ヘアーングで行われた試合、長身の挑戦者に対して慎重な戦いだったケスレルは3回に爆発。左から右のコンビネーションでペルドモはダウン。そのままダメージを引きずり、続く4回、王者が畳み掛けると、主審がストップをかけた。TKOタイムは、この回56秒。
ケスレルは王座カムバック後2度目の防衛。42勝32KO1敗。ペルドモは16勝10KO3敗。
一方のアテネ五輪L・ヘビー級金メダリスト、アンドレ・ウォード(米)は米カリフォルニア州テメキュラで、シェルビー・パドウェル(米)と10回戦。スキルとスピードが身上のウォードが1,2ラウンドとアウトボクシングで優勢。3回、ウォードの左フックでパドウェルはダウン。同時に左目を切り、金メダリストの波状攻撃を受けたところでストップとなった。KOタイムは2分16秒。
これでウォードは20勝13KO無敗。
ウォードのダン・グーセン・プロモーターによると、ケスレル-ウォード戦は11月21日、カリフォルニア州オークランドで挙行予定。来週にも記者発表会が行われるという。ちなみにオークランドはウォードの地元。ケスレルのWBA王座もかけられる。
前哨戦といってもWBA世界S・ミドル級王者ミケル・ケスレル(デンマーク)は王座防衛戦、しかも挑戦者1位グスミル・ペルドモ(ベネズエラ)を迎えての指名戦だった。地元デンマーク、ヘアーングで行われた試合、長身の挑戦者に対して慎重な戦いだったケスレルは3回に爆発。左から右のコンビネーションでペルドモはダウン。そのままダメージを引きずり、続く4回、王者が畳み掛けると、主審がストップをかけた。TKOタイムは、この回56秒。
ケスレルは王座カムバック後2度目の防衛。42勝32KO1敗。ペルドモは16勝10KO3敗。
一方のアテネ五輪L・ヘビー級金メダリスト、アンドレ・ウォード(米)は米カリフォルニア州テメキュラで、シェルビー・パドウェル(米)と10回戦。スキルとスピードが身上のウォードが1,2ラウンドとアウトボクシングで優勢。3回、ウォードの左フックでパドウェルはダウン。同時に左目を切り、金メダリストの波状攻撃を受けたところでストップとなった。KOタイムは2分16秒。
これでウォードは20勝13KO無敗。
ウォードのダン・グーセン・プロモーターによると、ケスレル-ウォード戦は11月21日、カリフォルニア州オークランドで挙行予定。来週にも記者発表会が行われるという。ちなみにオークランドはウォードの地元。ケスレルのWBA王座もかけられる。
2009年9月13日日曜日
セルメーニョ、ミハレスを返り討ち WBAバンタム級暫定戦
12日土曜日(現地時間)メキシコ・モンテレイのアレナ・モンテレイで行われたWBA世界バンタム級暫定王座タイトルマッチは王者ネオメル・セルメーニョ(ベネズエラ)、挑戦者で元S・フライ級2冠王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)を3-0判定で下し防衛に成功した。今年3月の同タイトル決定戦の再戦。初回、右でグラつかせたセルメーニョに対して、雪辱を期すミハレスは5回、バッティングで左マブタを大きくカット。以後、出血に見舞われながらもミハレスは積極的に手を出して挽回を図る。途中から右の的中率が低下したベネズエラ人に、ややミハレスが打ち勝ったようにも見えたが、3ジャッジのスコアは117-111,116-112が2者と明白な数字でセルメーニョを支持した。
初防衛のセルメーニョは18勝10KO無敗。ダルチニヤン戦から3連敗のミハレスは36勝15KO6敗2分。 =写真はミハレスを攻めるセルメーニョ=PHOTO/SUMIO YAMADA
ニエテスWBO統一 モンティエル無冠戦でTKO敗
メキシコのナヤリ州テピックで挙行されたフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)をメインとする興行で、WBO世界ミニフライ級王者ドニー・ニエテス(比)が同タイトルの暫定王者マヌエル“チャンゴ”バルガス(メキシコ)と団体内の統一戦を行った。
試合は気迫あふれるボディー連打などで攻め立てるバルガスに、ニエテスがパワーパンチで対抗する展開。終盤もメキシカンはレバー打ちで食い下がったが、ニエテスは左右アッパー、ボディーブローを返し、拮抗した。地元バルガスの勝ちもあり、という雰囲気の中アナウンスされたスコアはジャッジ一人が116-112でバルガスを支持したが、他の2者は116-110,118-110と意外な大差でニエテスの勝ち。2-1でフィリピン人の手が上がった。
同じリングではWBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)が同国のアレハンドロ・バルデスと無冠戦。初回、モンティエルの左2発で昨年、長谷川穂積に挑戦して2回でストップされたバルデスがダウン。カウント後、追撃をかけるモンティエルだったが、左マブタを深くカット。激しい出血に悩まされる。
2回、バルデスの速攻を浴びたモンティエルは持ち直したものの、右アッパーを食らって前のめりに倒れる。スリル満点の一戦は3回、バルデスの攻勢の前にモンティエルはピンチに立たされる。インターバルでドクターがモンティエルに続行不可能を言い渡し終了。一度リングでテクニカル・ドローと裁定が下ったが、再生ビデオなどで、傷はバルデスのパンチによるものと判明。4回開始バルデスのTKO勝ちに変更された。
殊勲のバルデスは22勝16KO3敗。タイトルは失わなかったモンティエルは39勝29KO3敗1分。
メインのチャベスJrはジェイソン・レフーリエル(米)を初回鮮やかな左カウンターで倒し、連打でTKO勝ち。タイムは2分43秒。WBCラティーノ・J・ミドル級王座を守った。次戦でチャベスはジョン・ダディ(英)あるいはリカルド・マヨルガ(ニカラグア)との対戦が噂されている。40勝30KO1分。
試合は気迫あふれるボディー連打などで攻め立てるバルガスに、ニエテスがパワーパンチで対抗する展開。終盤もメキシカンはレバー打ちで食い下がったが、ニエテスは左右アッパー、ボディーブローを返し、拮抗した。地元バルガスの勝ちもあり、という雰囲気の中アナウンスされたスコアはジャッジ一人が116-112でバルガスを支持したが、他の2者は116-110,118-110と意外な大差でニエテスの勝ち。2-1でフィリピン人の手が上がった。
同じリングではWBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)が同国のアレハンドロ・バルデスと無冠戦。初回、モンティエルの左2発で昨年、長谷川穂積に挑戦して2回でストップされたバルデスがダウン。カウント後、追撃をかけるモンティエルだったが、左マブタを深くカット。激しい出血に悩まされる。
2回、バルデスの速攻を浴びたモンティエルは持ち直したものの、右アッパーを食らって前のめりに倒れる。スリル満点の一戦は3回、バルデスの攻勢の前にモンティエルはピンチに立たされる。インターバルでドクターがモンティエルに続行不可能を言い渡し終了。一度リングでテクニカル・ドローと裁定が下ったが、再生ビデオなどで、傷はバルデスのパンチによるものと判明。4回開始バルデスのTKO勝ちに変更された。
殊勲のバルデスは22勝16KO3敗。タイトルは失わなかったモンティエルは39勝29KO3敗1分。
メインのチャベスJrはジェイソン・レフーリエル(米)を初回鮮やかな左カウンターで倒し、連打でTKO勝ち。タイムは2分43秒。WBCラティーノ・J・ミドル級王座を守った。次戦でチャベスはジョン・ダディ(英)あるいはリカルド・マヨルガ(ニカラグア)との対戦が噂されている。40勝30KO1分。
2009年9月12日土曜日
明日セルメーニョ-ミハレス再戦 WBAバンタム級暫定戦

12日土曜日(現地時間)メキシコ・モンテレイのアレナ・モンテレイで挙行されるWBA世界バンタム級暫定タイトルマッチの計量が行われ、王者ネオメル・セルメーニョ(ベネズエラ)、挑戦者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)とも一度目の計量で53.50キロを計測し、無事にパスした。
この一戦は再戦。今年3月両者はミハレスの地元トレオンで対戦し、セルメーニョが2-1の接戦を制して空位の王座を獲得した。今月2日から現地入りしているセルメーニョは体調万全の様子。計量後、友人たちと食事を楽しんだミハレスは「サポートしてくれるファンのために勝ちたい」と話している。
試合が行われるアレナ・モンテレイは5月、西岡利晃がジョニー・ゴンサレスに逆転KO勝ちで王座防衛を果たした会場。ラスベガスの賭け率は3-1でセルメーニョ有利と出ている。アンダーカードでホルへ・リナレスの兄ネルソン・リナレス(WBAウェルター級2位)がヒルベルト・フローレス(メキシコ)と8回戦を行う。
この一戦は再戦。今年3月両者はミハレスの地元トレオンで対戦し、セルメーニョが2-1の接戦を制して空位の王座を獲得した。今月2日から現地入りしているセルメーニョは体調万全の様子。計量後、友人たちと食事を楽しんだミハレスは「サポートしてくれるファンのために勝ちたい」と話している。
試合が行われるアレナ・モンテレイは5月、西岡利晃がジョニー・ゴンサレスに逆転KO勝ちで王座防衛を果たした会場。ラスベガスの賭け率は3-1でセルメーニョ有利と出ている。アンダーカードでホルへ・リナレスの兄ネルソン・リナレス(WBAウェルター級2位)がヒルベルト・フローレス(メキシコ)と8回戦を行う。
名城-長谷川 世界王者同士のスパー

30日に2度目防衛戦に臨むWBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(六島)が11日、大阪市のジムで2度目、12回通しのロングスパーに臨んだ。その最初4回にはWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(真正)と手合わせ。7月の長谷川の9度目防衛戦前に名城が真正ジムへ出向いてパートナーを務めた返礼だった。
名城が迎え撃つ指名挑戦者カサレスは左右両構えのスイッチボクサー。左構えの距離感に慣れるのと同時に4試合連続KO防衛を支える長谷川のスピードを体感することが目的だった。多彩なフェイントからいきなり右強打、右の直後に大きく右足を踏み込んでたたきつける左フック、小刻みに上体を振って前傾姿勢からの軽打などカサレス対策を惜しげもなく披露した。
「日本最高の選手と手合わせできて幸せ。試合で力を発揮できるようにしっかり準備したい」。手応えを強調した名城に長谷川は「遠い距離からでも振ってくる左ボディーは有効。あと前へ出させたら名城君のプレッシャーは強いので有利。気持ちも乗る」とアドバイスし、防衛成功を願った。
名城が迎え撃つ指名挑戦者カサレスは左右両構えのスイッチボクサー。左構えの距離感に慣れるのと同時に4試合連続KO防衛を支える長谷川のスピードを体感することが目的だった。多彩なフェイントからいきなり右強打、右の直後に大きく右足を踏み込んでたたきつける左フック、小刻みに上体を振って前傾姿勢からの軽打などカサレス対策を惜しげもなく披露した。
「日本最高の選手と手合わせできて幸せ。試合で力を発揮できるようにしっかり準備したい」。手応えを強調した名城に長谷川は「遠い距離からでも振ってくる左ボディーは有効。あと前へ出させたら名城君のプレッシャーは強いので有利。気持ちも乗る」とアドバイスし、防衛成功を願った。
明日セルメーニョ-ミハレス再戦――WBAバンタム級暫定
12日土曜日(現地時間)メキシコ・モンテレイのアレナ・モンテレイで挙行されるWBA世界バンタム級暫定王座タイトルマッチの計量が行われ、王者ネオメル・セルメーニョ(ベネズエラ)、挑戦者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)とも一度目の計量で53.50キロを計測し、無事にパスした。
この一戦は再戦。今年3月両者はミハレスの地元トレオンで対戦し、セルメーニョが2-1の接戦を制して空位の王座を獲得した。今月2日から現地入りしているセルメーニョは体調万全の様子。計量後、友人たちと食事を楽しんだミハレスは「サポートしてくれるファンのために勝ちたい」と話している。
試合が行われるアレナ・モンテレイは5月、西岡利晃がジョニー・ゴンサレスに逆転KO勝ちで王座防衛を果たした会場。ラスベガスの賭け率は3-1でセルメーニョ有利と出ている。アンダーカードでホルへ・リナレスの兄ネルソン・リナレス(WBAウェルター級2位)がヒルベルト・フローレス(メキシコ)と8回戦を行う。
この一戦は再戦。今年3月両者はミハレスの地元トレオンで対戦し、セルメーニョが2-1の接戦を制して空位の王座を獲得した。今月2日から現地入りしているセルメーニョは体調万全の様子。計量後、友人たちと食事を楽しんだミハレスは「サポートしてくれるファンのために勝ちたい」と話している。
試合が行われるアレナ・モンテレイは5月、西岡利晃がジョニー・ゴンサレスに逆転KO勝ちで王座防衛を果たした会場。ラスベガスの賭け率は3-1でセルメーニョ有利と出ている。アンダーカードでホルへ・リナレスの兄ネルソン・リナレス(WBAウェルター級2位)がヒルベルト・フローレス(メキシコ)と8回戦を行う。
2009年9月10日木曜日
王者清水、無冠戦でTKO勝ち
この日はバンタム級契約ながら、清水はスピーディーな左右ストレートでウィサンを圧倒。小柄なタイ人選手は思い切り右をスイングするが、これを外してはリターンパンチをお見舞いした。4回終了間際に右を決めてダウンさせた清水は続く5回に連打でまたもウィサンにカウントを聞かせ、最後はまとめ打ちでフィニッシュ。タイムはこの回2分19秒だった。
控え室の清水は「一戦一戦を世界前哨戦と思ってやっている」と3度目の世界挑戦に意欲的なコメント。タイ人選手に対してはデビュー2戦目にKO負けしたトラウマがまだ少し残るというが、そのことも清水に緊張感をもたせていた!? これで戦績を15勝6KO3敗1分とした。
12位大竹がTKO勝ち
10日、清水-ウィサン戦セミ8回戦では日本S・バンタム級12位の大竹秀典(金子)が守崎将己(キクチ)に7回52秒TKO勝ちした。
大竹は離れてはジャブ、近づいてはアッパーと攻防の冴えたボクシング。守崎も粘り試合は終盤までもつれたが、途中にダウン寸前にも追い込んだ大竹がペースを落とすことはなく、7回ストップした。大竹は11勝5KO1敗3分。
またタイのポーンピサン・シットサイトーンとの8回戦に臨んだ千葉透(国際)は開始わずか26秒でTKO勝ち。開始すぐ両者がパンチを振った瞬間、バッタリと倒れたポーンピサン。てっきりサウスポー千葉の左ストレートを被弾したのかと思われたが、右フックを打った時に右腕を脱臼した末の自爆だった。
そのほかの8回戦は上野隼(本多)が橋本健夫(金子)に初回KO勝ち、橋本浩次(国際)が古家充(F・I)に2-1判定勝ちした。
4回戦の結果は以下の通り(左が勝者)。
杉山竜司(金子)判定 細貝淳(W日立)
鎌内良太(国分寺サイトー)判定 松本伸宏(金子)
橋元納(金子)判定 木村勇樹(極東)
2009年9月9日水曜日
中岸移籍初戦は辛勝
9日後楽園ホールで行なわれた戸高ジム主催のザ・グレイテスト・ボクシング、メイン8回戦は中岸風太の移籍第一戦。中岸はスタートから強いフィジカルをベースにした強烈ブローを連発した。しかしハンドスピードはあったが単発に終始。頻繁にスイッチし、ノーガードで攻め込むなどパワフルな変則戦法を展開するが、対する内田義則(セレス)はパターンを読むとしっかりしたカバーから中岸の打ち終わりに反撃打。ショートレンジをしっかり制した。激しい攻防となった末、パワーにまさる分中岸やや有利だったか、77-76.78-76.76-77のスプリットで中岸が辛勝した。
セミ8回戦は音田隆雄(一力=S・ウェルター級5位))が金竜寓(韓国=ミドル級5)を初回1分17秒で料理。出だし、金のアッパーに脅かされた音田だが、左ボディーでダウンを奪うと右フックで二度目。カウント中にタオルが舞った。
他の結果左が勝者
8回戦
吉田アーミー真(戸高)判定横尾貴浩(横浜さくら)
小池浩太(ワタナベ)判定神崎宜紀(戸高)
6回戦ガンバレ将太(戸高)判定宜志冨昭誠(協栄カヌマ)
4回戦澤田純一(セレス)KO1回周藤伊(TI山形)
名城が公開スパー 30日最強の刺客と対戦
WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(六島)が8日、大阪市のジムでスパーリングを公開した。フィリピンから招き寄せたパートナーと5回。先手を取られては打ち込まれ、ゴング3週間前の疲れを感じさせたが「カサレスは好戦的選手で打ち合いが好き。打ち負けないようにしたい」と名城は意気盛ん。
枝川孝会長は「先週やった12回のスパーでは肩の力が抜けて今までで一番よかった」と仕上がりに絶対の自信を示した。この日は名城の単独世界戦としては初めて、2度目防衛戦を全国ネットで中継するテレビ東京の大橋未歩アナウンサーが取材。枝川孝会長が大橋アナに世界戦のセコンドに就くよう要請して盛り上がった。すでにセコンドライセンスの取得方法をJBCに確認済み。「会社に聞いてみないと…」。ちゅうちょする大橋アナだったが「藤原トレーナーに怒られないよう勉強します」とも意欲を見せ、笑いを誘った。12回スパーは11日にも計画され、WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(真正)らがパートナーを務める予定だ。
枝川孝会長は「先週やった12回のスパーでは肩の力が抜けて今までで一番よかった」と仕上がりに絶対の自信を示した。この日は名城の単独世界戦としては初めて、2度目防衛戦を全国ネットで中継するテレビ東京の大橋未歩アナウンサーが取材。枝川孝会長が大橋アナに世界戦のセコンドに就くよう要請して盛り上がった。すでにセコンドライセンスの取得方法をJBCに確認済み。「会社に聞いてみないと…」。ちゅうちょする大橋アナだったが「藤原トレーナーに怒られないよう勉強します」とも意欲を見せ、笑いを誘った。12回スパーは11日にも計画され、WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(真正)らがパートナーを務める予定だ。
2009年9月8日火曜日
アスロウムが引退を発表
フランスからのニュースでWBA世界L・フライ級休暇王者ブライム・アスロウム(仏)が現役引退を発表したことが伝えられた。
アスロウムは6日日曜日(現地時間)フランス国営放送「フランス2」の番組に出演。彼をサポートしていたテレビ局「カナル+」との関係が終了したことで、引退せざるを得なくなったと悲痛の胸中を明かした。シドニー五輪金メダリストからプロ入りしたアスロウムは、プロすべての試合が同局によって放送されていた。
彼が再契約を結べない背景にはフランス・ボクシングの低迷、そして同国の深刻な経済不況がある。「やる気はあるんだけど、止めざるを得ない。もうフランスでボクシングのビッグエベントは望めないから」とアスロウム。休暇王者扱いとなったのは、負傷や病気のせいでなく、そんな事情が隠されていたのだ。それにしても非情な待遇と処置。アスロウムはカナル+に対して怒り心頭だという。最終戦績は24勝10KO2敗。
アスロウムは6日日曜日(現地時間)フランス国営放送「フランス2」の番組に出演。彼をサポートしていたテレビ局「カナル+」との関係が終了したことで、引退せざるを得なくなったと悲痛の胸中を明かした。シドニー五輪金メダリストからプロ入りしたアスロウムは、プロすべての試合が同局によって放送されていた。
彼が再契約を結べない背景にはフランス・ボクシングの低迷、そして同国の深刻な経済不況がある。「やる気はあるんだけど、止めざるを得ない。もうフランスでボクシングのビッグエベントは望めないから」とアスロウム。休暇王者扱いとなったのは、負傷や病気のせいでなく、そんな事情が隠されていたのだ。それにしても非情な待遇と処置。アスロウムはカナル+に対して怒り心頭だという。最終戦績は24勝10KO2敗。
2009年9月6日日曜日
コンセプシオンが暫定王者に WBAフライ級
WBA主催の毎年恒例の行事「KOドラッグ」興行が5日(現地時間)パナマシティで行われた。ヒルベルト・メンドサ・ジュニアWBA副会長が今年もチャリティ・スパーに登場し、なんと本家ゴールデンボーイ、オスカー・デラホーヤさんとグローブを交わした。
このプログラムの中で行われたWBA世界フライ級暫定王座決定戦は、地元の2位ルイス・コンセプシオン(パナマ)が同級4位オマール・サラド(メキシコ)相手に一方的に試合を進めた末、最終12回39秒、レフェリー・ストップ勝ちして暫定ベルトを手にした。
コンセプシオン(23)はこれで18勝13KO1敗。
WBAの正規王者はデンガオセーンだが、暫定王座戦が準備されていた。一時は亀田興毅がメキシコでサラドと決定戦の計画だったが、JBCが難色を示したため実現せず、見送りになっていた。コンセプシオンは10月のデンガオセーン-亀田大毅の勝者と統一戦に臨む。
このプログラムの中で行われたWBA世界フライ級暫定王座決定戦は、地元の2位ルイス・コンセプシオン(パナマ)が同級4位オマール・サラド(メキシコ)相手に一方的に試合を進めた末、最終12回39秒、レフェリー・ストップ勝ちして暫定ベルトを手にした。
コンセプシオン(23)はこれで18勝13KO1敗。
WBAの正規王者はデンガオセーンだが、暫定王座戦が準備されていた。一時は亀田興毅がメキシコでサラドと決定戦の計画だったが、JBCが難色を示したため実現せず、見送りになっていた。コンセプシオンは10月のデンガオセーン-亀田大毅の勝者と統一戦に臨む。
フィリピンにまた世界王者 19歳のソンソナ
カナダのオンタリオ州ラマで4日(現地時間)夜行われたWBO世界J・バンタム級タイトルマッチで、挑戦者マービン・ソンソナ(比)が王者ホセ・カリタ・ロペス(プエルトリコ)に12回判定勝ちし、新チャンピオンとなった。
スコアは114―111、115-110、116―109と文句のないものだった。新チャンピオンのソンソナはまだ19歳の新鋭。14勝12KO負け知らず。日本で試合をしたことはまだない。
スコアは114―111、115-110、116―109と文句のないものだった。新チャンピオンのソンソナはまだ19歳の新鋭。14勝12KO負け知らず。日本で試合をしたことはまだない。
2009年9月5日土曜日
八重樫、金田制して初防衛-日本ミニマム級戦
5日後楽園ホールで行われた日本ミニマム級タイトルマッチは、チャンピオン八重樫東(大橋)が指名挑戦者1位の金田淳一朗(白井・具志堅S)を10回3-0の判定に下して初防衛に成功した。
序盤は拮抗したが、その中でも八重樫が巧みな距離のコントロールからていないにカウンターを奪ってポイントをリードした。試合が激しくなったのは5回。接近戦を望む金田に八重樫も応ずるように前掛りとなり、お互いクリーンヒットを奪い合うようになった。しかし激しい攻防の中、引いても出てもファイトできる王者が優位をキープ。終盤は場内大歓声のタフな打ち合いとなったが、八重樫の正確なヒットが金田の肉迫を制して98-92(2人)、99-91の3-0で八重樫の手が挙がっている。
セミ8回戦はホープ岩佐亮祐(セレス)がキャリア68戦のインドネシア・バンタム級王者ファラゾナ・フィダルとサウスポー同士の8回戦。岩佐は、カバーして下がるフィダルにじっくりプレスをかけ、丹念にボディーへパンチを送くる。戦意が感じられないフィダルはディフェンスに撤したがボディーのダメージがたまった7回レフェリーストップとなった。
日本フライ級4位翁長吾央(大橋)は初回狙いすました左ストレートで柳直大(新田)を二度ダウン。3回にも倒してレフェリーストップを呼び込んだ。他の8回戦は、船井龍一(ワタナベ)が名取耕平(大橋)に3回TKO勝ち。原純平(大橋)は鳥海純平(T&T)に判定勝ち。6回戦は長濱慎吾(セレス)が佐藤駿介(北澤)に判定勝ち。
亀田興、前哨戦クリア

WBCフライ級王者内藤大助(宮田)との対戦が内定した亀田興毅(WBA同級1位)が5日、東京都のディファ有明で前哨戦を行い、ウンベルト・プール(メキシコ)に5回KO勝ちした。
この日の亀田は脚を使った万能型スタイルを選択。「いろいろと試したかった」というように、ジャブを突いたり、わざわざロープを背負ってカウンターしたりと、内藤戦を見据えた戦い方だった。もっとも“仮想内藤”のプール(15勝9KO8敗3分)があまり手を出さず、これには亀田も「世界戦用にもう2つ3つ試したかったけど」といささか拍子抜け!? 迎えた5回、ボディーで一度倒した後、パンチをまとめて再びダウンさせた亀田は左ストレートでフィニッシュ。タイムはこの回2分29秒だった。
試合後は「(内藤と)やるのは運命やったんやろう。大毅もやられてるし、避けて通れへん道。兄きとしてきっちりとやらせてもらう」と宣言。フライ級ウォーズの大一番は正式決定を待つのみとなった。
またこの日行われた8回戦2試合の結果はブンブン東栄(一力)が浦西勝史(神拳阪神)に判定勝ち、亀田三男の和毅(亀田)がヘスス・ペリバン(メキシコ)を3回鮮やかな右アッパーで倒している。和毅はこれでデビュー10連勝(9KO)。
2009年9月3日木曜日
王者名城が橋下知事を表敬訪問
WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(六島)が2日、大阪府庁を訪れ、橋下徹知事を懇談した。今月30日に大阪府立体育会館第2競技場で2度目防衛戦に臨む名城は橋下知事を招待する意向を伝えた。「うちの息子は剣道をしているがボクシングはテレビにかじり付いてみている。男の本能が出る、引きつけられるスポーツ」と橋下知事は快諾。これに名城は「カサレスも激しいスタイルで打ち合いになる。いい試合をお見せしたい」と意気込みを新たにした。懇談は大阪でボクシングの興行につかう施設の少なさへと発展。カサレス戦の決定がずれ込んだ影響で世界戦日時、会場の決定がずれ込み、800人収容の小規模会場を使う以外なかっ たという事情があった。
名城陣営の枝川孝会長がジムから近い長居公園に「体育館をつくってほしい」と直談判すると、橋下知事は府庁の移転構想がある南港を提案。「ボクサーはラスベガスを目指すと言うがさみしい。香港などベイエリアは一等地。南港はシンボリックな街」とアピールするにとどまり、名城陣営の陳情作戦は不発に終わった。
2009年9月2日水曜日
佐々木が敵地で世界挑戦 10月3日ウクライナで
東洋太平洋ウェルター級王者でWBA同級15位の佐々木基樹(帝拳)がWBA同級王者ビアチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)に敵地で挑戦することが決まり、2日発表された。試合は10月3日(現地時間)、ウクライナ南西部の都市ドネツクで行われる。帝拳ジムでの記者会見に現れた佐々木は、「ついにきたなという感じ。勝たなければ意味がないが、舞台に立てることだけでもうれしい」と、待ちに待った世界初挑戦の実現を喜んだ。ただ、この日佐々木の口から派手な必勝宣言は一切なし。アウェイの試合であること、また王者の実力を認めて「正直、むずかしい‥‥」。といっても、悲観的なのではなく、慎重なのだ。
8月には友人でもある内藤大助のキャンプに参加。野木丈司トレーナーの指導で2時間ぶっ通しのマスボクシングなど、スタミナ作りに取り組んだ他、内藤からアドバイスも受けたという。「自分は番狂わせが得意技なんで」という言葉からも、打倒センチェンコの意欲十分とみた。
王者センチェンコ(31)は、これまで29勝20KO負け知らずの強豪。4月に同じウクライナ人のユーリ・ヌズネンコに判定勝ちして戴冠し、これが初防衛戦となる。一方佐々木(33)は03年に湯場忠志を倒して日本S・ライト級王座獲得。その後一時低迷したが2年前に協栄ジムから帝拳ジムに移籍した後、08年12月レブ・サンティリャンを7回TKOに撃破し東洋太平洋ウェルター級王座獲得。通算戦績は32勝20KO7敗1分。
これまで日本人世界チャンピオンが1人も出ていないウェルター級で、番狂わせを引き起こして「最初の男」になるか?
2009年9月1日火曜日
8月のMVP「初回奪冠」の近藤に決まる
東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は1日、8月度の「月間賞」を発表、最優秀選手には、8月1日の日本ライト級タイトルマッチで王者三垣龍次(M.T)を1ラウンドTKOに破って新チャンピオンになった近藤明広(日東)を最優秀選手(MVP)に選んだ。近藤(24)は埼玉県加須市出身。アマから転向して13戦目に三垣に挑み、殊勲のタイトル奪取に成功した。戦績は12勝6KO1敗。12月に1位加藤善孝(角海老宝石)を相手に初防衛戦を予定している。
他に敢闘賞は、10日の日本スーパー・ライト級タイトルマッチで、3位宇和慶勇二(ワタナベ)に判定に下し王座の初防衛に成功した、チャンピオン小野寺洋介山(オサム)に、また新鋭賞は、10日のライト級8回戦で日本ライト級7位大沢宏晋(大星)に判定勝ちした大村光矢(三迫)が選ばれている。
各賞の受賞者のために、9月24日、東日本新人王準決勝戦の行われる後楽園ホールのリング上で表彰式が予定されている。
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